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KDDIとアクセンチュア、合弁会社を設立 KDDIグループのデータ利活用を推進

 KDDIとアクセンチュアは、データアナリティクスを活用し、KDDIの顧客体験価値の向上と、パートナービジネスの推進を目的とした合弁会社「株式会社ARISE analytics(アライズ アナリティクス)」の設立で合意したことを発表した。なお、アクセンチュアからの出資は、関係当局の許可が下り次第、実施する予定。

 ARISE analyticsはKDDIの連結子会社として今後、KDDIグループのデータ利活用の中核的な役割を果たし、通信やEコマース、IoTなどの領域で人工知能(AI)を含めた先進的なアナリティクス技術を提供していく。

 KDDIはアナリティクスにおける豊富な知見を有しているアクセンチュアが、KDDIの目指すライフデザイン企業への変革に不可欠なデータの利活用を推進するためのベストパートナーであると考え、合弁会社の設立に至った。

 また、新会社では、最新のAI技術などを取り入れた次世代型チャットサービスやレコメンドエンジンの開発、KDDIおよびグループ各社が保有するデータ分析の支援などに注力する。これにより、通信サービスのみならず「au スマートパスプレミアム」や「Wowma!」、「au WALLET Market」などのEコマース、「au WALLET プリペイドカード」ならびに「au WALLETクレジットカード」などの金融を含む、さまざまな付加価値サービスにおける顧客体験価値向上に貢献していく。

 さらにインターネット広告やIoTなどの事業領域では、KDDIがパートナービジネスを推進するうえで、パートナー企業が有するデータの分析機能を提供するとともに、革新的なデータ利活用の取組みを提案していく。

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2017/03/14 12:00 https://markezine.jp/article/detail/26205

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