ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、「接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査」を実施した。
7割以上が、顧客にプライベートのSNSアカウントを教えたことがある
営業、接客で顧客と最低週3日以上接触する会社員に対し、顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれて教えた経験があるかを調査すると、76.5%が「教えたことがある」という結果になった。
また、顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれる確率は35.6%であることも明らかになった。
4割が業務上断れず/断りずらく教えた
プライベートのSNSアカウントを顧客に教えたことがあると回答した人を対象に、教えた理由を調査すると、42.4%が「業務上、断れない/断りづらかった」、38.8%は「業務上、教えたほうが都合が良いから」という結果になった。
業務と関係がない連絡がきた経験も7割超え
プライベートのSNSアカウントを顧客に教えたことがあると回答した人を対象に、業務とは関係ない連絡がきたことがあるかを調査すると、71.9%は「業務と関係がない連絡がきたことがある」という結果になった。
教えなかった人の約半数は、私的な情報の流出、連絡を避けたい
プライベートのSNSアカウントを聞かれたが、教えなかったと回答した人を対象に、教えなかった理由を調査すると、「業務と関係ないプライベートな連絡が来るのは嫌だから」57.1%、「プライベート情報が流出してしまうから」54.1%という結果になった。一方で「企業から禁止されているから」は24.5%となり、その他を除く最下位となった。
「推奨されてはいないが、対策やルールがない」と半数以上が回答
回答者の所属企業において、プライベートのSNSアカウントを顧客に伝えないように対策しているかを調査すると、52.5%の企業で「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」という結果になった。一方で少数ではあるものの、プライベートのSNSのアカウントを「対策やルールがなく、業務で使用することを推奨されている」企業が7.2%存在することも明らかになった。
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