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電通、米アモビー社と「ブランド・インテリジェンス分析」を活用したサービスを開発・提供へ

 電通は、マーケティングテクノロジー会社である米国のAmobee(以下、アモビー社)と、同社が提供するブランド・インテリジェンス分析を活用したサービス開発で協業することに合意した。本日よりサービスの提供を開始する。

 アモビー社のブランド・インテリジェンス分析は、ソーシャルメディア上のツイート、投稿、コメント、いいね!、シェアなどの「アクションデータ」に加えて、SNSやインターネット上では発言しないサイレントマジョリティーも含む、ネットユーザーのページや動画の閲覧などの「コンテンツ消費データ」を、1日あたり600億以上AIで網羅的に把握することでユーザーインサイトを見いだすというもの。

 オンライン上のコンテンツ(文章、動画、画像等)が発信された国、エリア、掲載メディアや情報量、時系列の変化といった多岐にわたる要素をAIが解析し、さらに同社のデータサイエンティストが相関分析、クラスター分析などの統計手法を用いて分析する。これにより、ブランド活動の戦略策定から実施計画まで、一連の設計にインサイトを生かすことができる。

 電通は、このアモビー社の分析力と、電通独自のマーケティングやクリエイティブにおける課題解決ノウハウを掛け合わせることにより、顧客企業に対して従来にないデジタルマーケティングサービスをワンストップで提供していく。

 具体的には、特定コンテンツに反応する潜在ターゲットの抽出、ブランド訴求のためのメッセージおよびメディア配分に関する現状課題や改善方法の可視化、KGIに基づく戦略策定とそれを実現するためのKPI設定、反応率の高いリッチメディアやクリエイティブから示されるデータに基づく最適なデジタル広告運用、広告配信後のオーディエンスデータを活用した高精度な効果検証(キャンペーン分析やブランドリフト分析等)など、従来は困難であったマーケティング活動のPDCAを実現していく。

 両社は今後、ブランド・インテリジェンス分析をベースにしたこれらサービスの体系化・深化を図り、顧客企業のマーケティング活動の高度化に資するサービスを提供していく。

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2019/01/23 16:45 https://markezine.jp/article/detail/30207

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