大日本印刷(以下、DNP)は、ディーアンドエム(以下、D&M)と共同で、生活者をその価値観ごとにDNPが独自に分類した「価値観クラスター(群)」に合わせたWeb広告を配信し、その成果を測定するサービス「価値観DSP」を本日より開始。第一弾として、日用品や食品のメーカーに向けて、訴求したい購買層をターゲットとして価値観クラスターで分析し、その生活者が嗜好する傾向に合った表現のWeb広告を配信するサービスを提供する。
価値観DSPは、DNPの価値観クラスターで分類される生活者の特性に適した表現方法で、企業が訴求したい商品のWeb広告を制作し、配信するサービス。DNPの価値観クラスターは、社会状況やトレンドによって変化する人々の価値観をライフスタイル・感度、メディア、コミュニケーションに関する10の因子で定義・分類したもの。DNPは2009年から毎年、生活者を対象に、価値観やライフスタイル、購買行動に関する意識など、約1,000項目以上の調査を実施し、価値観クラスターで分類して、多くの企業に顧客の人物像(ペルソナ)のデータとして提供している。
一方、クロス・マーケティンググループのD&Mは、プロモーション利用許諾を取得しているアクティブなネットモニター会員を600万人以上保有している。
今回は、このネットモニター会員の一部を価値観クラスターで分類し、D&Mが連携するDSP事業者を通じて、一人ひとりを対象としたターゲティング広告を配信する。また、購買データ(ID-POS)をもとに商品購入者の価値観クラスターを判別できる価値観ID-POS分析を活用することで、商品ごとに主なターゲットとする価値観クラスターを設定して、効果的なWeb広告を制作・配信することも可能だ。
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