SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

『マーケティング最新動向調査 2021』発刊、コロナ禍で加速するデジタルシフトと投資意欲

最新のマーケティングトレンドを1冊に集約!

 MarkeZineの調査プロジェクト「MarkeZine RESEARCH」は1月13日、昨年に続く調査資料の第二弾として『マーケティング最新動向調査 2021』をリリースしました。

 翔泳社の読者会員をベースに2020年9月に実施したインターネット調査によって、マーケティングに関わる1,000名超から回答を得ました。回答者の属性は51.1%が広告主企業で、勤務先の売上高は100億円以上が42.6%、ビジネス形態はBtoCが36.7%、BtoBが63.3%となりました。

 今回は初の取り組みとして、MAやCRMなど、マーケティング活動を支える4つのツールについて具体的な製品名を示して質問を設けました。また、現状をより深く理解するために、有園 雄一氏(zonari代表執行役社長)、北 弘樹氏(電通 第2統合ソリューション局 エグゼクティブ・ソリューション・ディレクター)の特別寄稿を掲載しています。

コロナ禍とDXによって、企業のデジタルシフトが加速

 本調査資料の注目ポイントを以下ご紹介します。

加速するデジタルシフト

 従来からのデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れに、コロナ禍という大きな変化が加わり、企業がマーケティングのデジタルシフトを強化する動きが見られます。

 今後3年間でマーケティング・販促予算全体が「増える」と回答したのは37.7%で、このうち最も多かったのは「自社HP・自社ECサイト」の55.2%、「ソーシャルメディア(広告を除く)」が49.0%で続き、自社を起点とした情報発信やダイレクトセールスの強化を考えている企業が多くなっています。

 広告予算については、今後3年間で「増える」という回答が最も多かった媒体は「デジタル広告」で55.6%と突出して多くなっています。

 マーケティング活動のデジタル化に関して、どのような取り組みを行なっているかについては、「デジタルツールへの積極的な投資」が40.7%と最も多く、「デジタル人材の採用と育成」が33.8%で続きました。

最も導入率が高いMAツールは「Pardot」

 今回の調査では初の取り組みとして、マーケティング活動を支える以下のツールについて具体的な製品名を示して質問を設けました。

DMP(データマネジメントプラットフォーム)/CDP(カスタマーデータプラットフォーム)
MA(マーケティングオートメーション)
CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
Marketing Suite(マーケティング活動全体を支援する製品群)

 このうち、MAで最も導入率が高かったのは「Pardot(セールスフォース・ドットコム)」で、これに「Marketo(アドビ)」が続いています。

コロナ禍とマーケティング活動の変化

 コロナ禍によってリアルな顧客接点が失われる中で、企業はマーケティング活動のデジタルシフトを強化しています。その結果、マーケティング担当者の役割・業務における変化では「デジタルの知識やスキルがより求められるようになった」が4割超と突出して多くなっています。

 一方で、マーケティングのデジタル化に関する課題では、「デジタル化に向けた社内のナレッジが蓄積されていない」が4割超で最も多くなりました。コロナ禍以前から、デジタルマーケティングに取り組む企業は増加しており、その中で得られた知見やノウハウを、どのように共有し、活かしていくのかが、いま問われているのかもしれません。

クロス集計で「売上規模別」「ビジネス形態別(BtoC/BtoB)」の傾向が明らかに

 本調査資料では、調査結果を「売上規模別」「ビジネス形態別(BtoC/BtoB)」の2つの切り口で分析しており、それぞれの投資意向、導入ツール、課題が明らかになりました。

「マーケティング最新動向調査 2021」商品概要

商品名:『マーケティング最新動向調査 2021』
編著:MarkeZine編集部+デジタルインファクト
発売日:2021年1月13日
判型:A4版 カラー/ページ数:204ページ
価格:書籍版:税込価格165,000円/PDFレギュラー版:税込価格165,000円 ほか
一覧性のある紙媒体でお届けする「書籍版」の他、検索性が高く、デジタル活用のしやすい「PDF版」をご用意しました。さらに、社内で活用の幅の広がる「法人内共有版」、調査結果として掲載されているグラフや表の全画像をまとめた「図表データ(ファイル形式:JPG)」をパッケージにしたセットメニューもあります。

■目次
1章 マーケティングをめぐる動向
  消費者の動向
  EC市場の動向
  企業の動向
  広告市場の動向
  インターネット広告の成長をドライブする3つの要素
  新型コロナがもたらした消費行動の変化
  新型コロナが広告市場に与えたインパクト

2章 注目トピックと論考
  マーケティングをめぐる5つの注目トピック
  【特別寄稿】CX発想からUX思考への転換
  【特別寄稿】“人”起点へと変わるテレビCMプランニング

3章 主要プラットフォーマーと広告会社の動向
  Amazon/Apple/ByteDance(TikTok)/Facebook/Google/LINE/Twitter/
  ヤフー(Zホールディングス)/楽天/国内広告会社の動向(電通・博報堂・サイバーエージェント)

4章 マーケティング最新動向調査(単純集計)
  マーケティング・販促・広告予算
  マーケティング施策・ツールの予算
  顧客体験・DX・マーケティングのデジタル化
  導入ツール
  コロナ禍とマーケティング活動
  売上への関与・デジタル化の課題

5章 マーケティング最新動向調査(クロス集計)
  クロス集計―売上規模別―
  クロス集計―ビジネス形態別(BtoC/BtoB)―

※ 詳しい内容やサンプル、商品メニューと価格表はこちらのページでご確認いただけます。

 波乱の幕開けとなった2021年。先行きが不透明な中で、多くの企業がマーケティングにますます注力しようとしています。本調査資料がお届けする日本企業のマーケティングトレンドを、自社のマーケティング戦略、広告予算の策定、プレゼンテーションの資料作成、社員のリテラシー向上などに役立てていただければ幸いです。

「マーケティング最新動向調査 2021」商品詳細ページ
 https://markezine.jp/research/

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/01/13 08:30 https://markezine.jp/article/detail/35228

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング