SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Yahoo!とGoogleが広告事業で提携、あくまでもYahoo!の独立性は維持

 今回の提携によって、Yahoo!はGoogleが提供する2種類の広告プログラム―「検索向け AdSense(AdSense for Search)」、「コンテンツ向けAdSense(AdSense for Contents)」―を米国とカナダで導入。Yahoo!の検索結果ページやパートナーサイトに、Google広告も表示されることになった。

 これでYahoo!が表示する広告の選択肢は、自身が運営するPanama、今回提携が実現したGoogle、さらに他の広告プロバイダーの3つに増え、サイトのどの場所にどの広告を掲載するかはYahoo!が決定する。

 Microsoftからの買収提案を受けていたYahoo!は、その提案を拒否したことによって、株主からの批判を受け、経営陣は苦しい状況が続いていた。今回のGoogleとの提携は、あくまでもYahoo!の独立を維持し、Yahoo!は自身の検索エンジンとウェブサイト広告部門を自ら管理することが明らかにされている。また、両社はインスタントメッセージングサービスでも提携することを発表している。

 Yahoo!がGoogleの広告技術で自身の広告プログラムを補うこの提携は、最高10年間まで有効とされており、最初の4年はイニシャルで、Yahoo!はその後3年間を2回更新することができる。また今回、検索市場1位と2位の企業の提携に関して目を光らせている米司法省が行うチェックのために、3か月半の猶予を与えることで両社は合意している。

【関連記事】
どうなるYahoo!買収? アイカーン氏参戦でMicrosoftが買収を再検討
Microsoft、Yahoo!に3週間の回答を要求、委任状争奪戦も辞さない構え
GoogleがYahoo!に救済提案、米司法省は反トラスト調査、ヤフーとソフトバンク株も急騰
ビル・ゲイツの最後の一手、MicrosoftがYahoo!に買収提案

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/06/13 11:29 https://markezine.jp/article/detail/4062

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング