SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

環境問題への関心は2年連続で増加、男性は「知識派」女性は「行動派」

 博報堂の環境コミュニケーション推進室と博報堂研究開発局は、首都圏の18歳以上の男女を対象に「環境に関する生活者の意識調査2008」を実施し、800名から有効回答を得た。

 ここ数年間、生活者の環境問題に対する関心度は上昇傾向にあったが、今年度はさらにその傾向が進み、「この1年間で環境問題を気にかけることが多くなったと感じる」は69.1%で2年連続の上昇。性別で観ると、男性67.0%、女性71.3%で、女性のほうがやや高めだが、ここ数年の変化を見ると、男性のほうが急速に増加している。

 男女間の差異は、環境問題に対する意識と関わり方にも見られ、「洞爺湖サミットで環境がテーマになること」、「京都議定書の約束期間が今年から開始されること」など、環境問題に関する時事トピックスの認知率は男性が大きく上回っている。また、「環境問題の詳しい現状や研究の成果についてもっと知りたい」という男性は82.0%で、75%の女性を上回る知識欲を示している。

 しかし、「環境問題解決のために自分ができることをもっと知りたい」と考えている女性が88.3%なのに対して、男性は79.8%。日常生活の行動においても、「エアコン温度設定を低め」「待機電源オフ」「買物袋持参」などの環境配慮行動を既に実践している率は、いずれも女性が男性を1割以上上回っている。

次にあげる事柄についてあなたは、普段の生活の中で実践されていますか。(既にやっている)

 また、生活者が企業に期待する環境対応は、「環境に配慮した商品・サービスを製造・販売」が88.5%と最も高く、「商品を製造する際に環境に配慮」(78.9%)、「環境に関する研究や技術開発」(76.8%)が続き、この1年で周辺活動ではなく本業での直接的な環境活動がより一層重要視されるようになっている。

【関連記事】
企業の環境活動について具体的に知りたい人のための「CSR検索」が「環境goo」でスタート
「企業は今どんな環境活動を行っているのか?」がわかる、環境情報サイト「エコライフ」オープン
ケンコーコム、包装にキズのある商品などを割安で提供する「ECOアウトレット」コーナーを新設
お中元、旅行、投信、住宅ローン…百花繚乱の「カーボンオフセット付き商品」
携帯でいつでもカーボンオフセット、携帯サイト「CarbonPASS.jp」サービス開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/06/18 13:45 https://markezine.jp/article/detail/4141

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング