SNS広告では難しい「納得して買ってもらう」ためのアプローチ
MZ:そのような課題があるなかで、SmartNews Ads「セルフサーブ型広告」の活用を決めた理由は何だったのでしょうか?
畑中:元々、SNSでの認知施策は行っていましたが、瞬間的な視認性が第一となるスクロール環境ではブランドのこだわりや背景などの深い部分までなかなか伝えられません。当社のブランドの意味を理解して、納得したうえで買おうと考える男性にアプローチするためには、“読みたくなるコンテンツとして”広告を届ける必要があると考え、「セルフサーブ型広告」で記事型LPを配信することにしました。
MZ:たしかに、SmartNewsはニュースアプリだからこそ、記事型LPとの相性がよさそうですね。
今治:ええ、非常によい組み合わせだと思います。SmartNewsユーザーはアプリを開いた時点で「文字から情報を摂取するモード」に入っているので、職人の手仕事やメイドインジャパンのこだわりなど、ブランドの特長を文章で伝えるのに最適な環境です。瞬時にスクロールされてしまうようなSNS広告では、じっくり読ませることは難しいでしょう。
畑中:また、実は私自身、1日に何度もアプリを開き、記事を読むSmartNewsヘビーユーザーです。情報収集意欲の高いユーザー層であれば、記事LPを読了し、ブランドの背景まで理解してもらえるのではと期待し、導入を決めました。
特に高い成果が出たLPは?配信設定のポイントも解説
MZ:実際に配信で設定しているターゲットを教えてください。
畑中:25歳から64歳の現役世代の男性へ幅広く配信しています。当初はペルソナである45歳くらいのビジネス・政治関心層へのターゲティングも考えましたが、細かく設定するのではなく、AIによる最適化に任せようと考え、あえてブロードでの配信を選択しました。結果的にペルソナ通りのターゲット層にリーチできており、CVにもつながっているので、AI最適化の精度に驚いています。
今治:まさに理想的な運用ですね。SmartNews Adsで効果を出すコツは、ターゲットを幅広く設定することです。ターゲットを絞りすぎると、AIが学習するための成果データが集まらず、配信精度が上がりにくくなってしまいます。
弊社のAIは、成果につながったユーザーが「どんな記事を読んでいるか」を分析し、最適な配信対象を自動で分類します。タビオ様のように記事の文脈に合わせた施策とは相性が抜群ですので、ある程度データが貯まると一気に効果が伸びるはずです。
MZ:配信された記事型LPは非常に作り込まれている印象を受けました。制作は外部に依頼されたのでしょうか?
畑中:いえ、基本的に内製です。たとえば、「たった数%の国産靴下を、今も貫き続ける理由」と「タビオの全ての品質を守る番人たち」というTabio MENの思想を伝えるLPは私が制作しました。商品部に7年いたので、商品への思い入れは強く、自分が伝えたいことをどうすれば読んでもらえるかを考えながら、ストーリーラインを作っていきました。想いを率直に伝えた結果、成果にもつながっていてうれしい限りです。

