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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

ボールパーク最前線!ファイターズに学ぶ「熱狂」のつくり方

MAU30万のアプリ起点に「習慣」を作る。北海道日本ハムファイターズに学ぶデータ活用

顧客データの解像度とボリュームを向上させた取り組みとは?

━━このような施策の裏側には、チケットやアプリ行動などのデータを統合する基盤が不可欠だと思います。どのように一元管理されているのでしょうか。

田中:私たちは「FID(Fビレッジアカウント)」という共通IDを導入しています。チケット購入の「Fチケ」だけでなく、決済機能の「FビレッジPAY」も紐づけています。

 また、今年からチケット分配時のID登録を必須化しました。これにより、従来の課題であった「チケットご購入者」だけでなく、同行されているお客様の解像度が高まってきました

株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント コンシューマー統括部 マーケティング部 顧客マーケティンググループ チーフ 田中 義人氏

━━取得したデータは、どのようにプロモーションに活かされていますか。

田中:カスタマーエンゲージメントプラットフォームの「Braze」を活用し、お客様の理解を深める1to1コミュニケーションを行っています。たとえば、「Fビレッジアカウント」を新規作成し、初回来場した方」に対し、次回来場に向けたおすすめイベントを推奨することで、よりファイターズを好きになっていただけるよう取り組んでいます。

定量×定性でリアルな顧客インサイトを掴む

━━データから得られたインサイトを、実際のアクションに落とし込む際、どのようにPDCAを回しているのでしょうか。

田中:定量データだけを見ていても、お客様の本当の気持ちはわかりません。そのため、私たちは定量データから仮説を立てた後、定性的なインタビュー調査をおこなうことを重視しています。ご来場のお客様にインタビューさせていただき、「なぜご来場いただけたのか」を直接聞くことで、チーム内で共通言語・共通理解が生まれています。

━━デジタルとリアルをシームレスにつなぐ工夫ですね。

田中:はい。Fビレッジでは、ビアガーデンや花火など、試合がない日も含めて様々なイベントを開催しています。アプリのサービスをよくご利用いただいている方ほど、ご来場につながりやすい傾向があります。事前案内から当日のチェックイン、さらに来場後の「ありがとうメール」やアンケートまで、オンラインとオフラインの接点をどう設計するかが非常に重要になります。

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野球以外の魅力でも接点を作る。データ収集の先にある「顧客理解」

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/09/24 08:30 https://markezine.jp/article/detail/77540

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