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生活者が自分自身の興味関心に合わせて情報を取得しやすくなった現在では、従来の「売り込み型」のマーケティング手法がますます通用しなくなっている。そのような背景から、顧客のニーズを起点にしたコンテンツを通じて関係を構築していくことが重要視されているが、ターゲットや商材に見合ったチャネル、効果的な表現はどのように見極めれば良いのか。本特集では、コンテンツマーケティングで成功をおさめている企業に取材し、設計と考え方、成果につながる秘訣をうかがう。

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社内の出来事はすべてコンテンツになる⁉キリンが語る、魅力的なオウンドメディアを続ける秘訣

 BtoCのコミュニケーションにおいて、企業のメッセージをファンに深く届けられるオウンドメディア。様々な企業が取り組む一方、効果的なコンテンツ作成や運営の継続性などの課題に頭を悩ませる担当者も少なくない。本記事では、公式noteやオウンドメディア「KIRINto」で発信を行うキリンホールディングスに取材。SEO記事とは一線を画す、質の高いコンテンツを提供し続ける同社のオウンドメディアについて、重視する考え方や取り組みの秘訣を聞いた。

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LTVを約3倍に向上させたオウンドメディア ファンケルに学ぶデータドリブンな運営の秘訣

 企業がオウンドメディアを立ち上げても貢献度が見えにくく、社内での価値づけが曖昧になってしまうことが多い。そんな中、ファンケルが2021年3月に開設した情報サイト「FANCL CLIP」では、その運営がLTV向上に役立っていることをデータの活用によって示した。現在では同社の中でも重要な役割を占めているという。本記事では、メディア運営の背景やプロセス、データを活用した効果的な運営の方法について、通販営業本部コミュニケーション部部長の松本尚子氏に話をうかがった。

直近2年でPVが倍増 ライオン運営「Lidea」に学ぶ、企業という立場を活かすコンテンツ発信

 生活者主体で多くの情報が発信される時代に、企業がコンテンツを発信する意義、存在価値とはどのようなものだろうか。ライオンが運営する生活情報Webメディア「Lidea(リディア)」は、2024年に開設から10周年を迎える。編集長の青嵜洋子氏に、ライオンがオウンドメディアに求めてきた二つの目的と、企業だからこそ発信できること、マーケティングへの活かし方についてうかがった。