YouTubeは、携帯向けの動画サービス「YouTube for Mobile」の世界展開を正式に発表した。リアルタイム・ストリーミングに対応した3G携帯でアクセスすると、動画視聴だけでなく、YouTubeアカウントの利用、「お気に入り」「動画」「チャンネル」などのコーナーの閲覧、動画の評価やコメントなど、PCで利用できるさまざまな機能を利用することができる。

「YouTube for Mobile」（m.youtube.com）のトップページ（左）。
右は選択可能な国のリスト。

　YouTubeは、モトローラ、LG、Helio、ノキアなど、世界各国の携帯事業者をパートナーとして、このサービスを展開。「YouTube for Mobile」は、米国、日本、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポーランド、ブラジル、カナダ、メキシコ、オーストラリア、香港、台湾、ニュージーランド、ドイツとロシアで、また11か国語で利用可能となっている。

　YouTubeは今後、動画視聴だけでなく、携帯から直接動画をアップロードして公開する機能や、現在米国と英国でβ版を提供している、ダウンロード可能なJavaアプリケーションを展開していく。動画視聴はパソコンからモバイルへ、この動きがこの1年で一気に広まりそうだ。

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