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リアル店舗って“PV不明”の状態なんですよね。
GPSもWi-Fiも使わないポイントサービス「スマポ」の柴田さんに聞く

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2012/03/08 12:30

 お店のなかで商品を見ているだけで、スマートフォンにポイントがたまるサービス「スマポ」。どんなしくみで来店客を検知しているのか、運営会社スポットライト代表取締役の柴田陽氏にお話をうかがいました。 

GPSもWi-Fiも、精度が低すぎて使えない

 「スマポ」は、集客のためのチラシを、費用対効果のわかる、オンラインの成果報酬型のサービスに置き換えていこうというアイデアから生まれた。

 アプリをスマートフォンにインストールした人が来店すると自動的に検知し、何も購入しなくても、ひとつの売場につき10~30円相当の共通ポイントを付与する。すでに、大丸、ビックカメラ、ユナイテッドアローズ、HIS、ドクターシーラボなどが東京を中心とした店舗で導入しており、今年からはマルイ、ITO-YAでもスタート。ポイントは参加店舗で横断的にためることができ、発行される商品券などに交換できる。

 しかし、お客さんが来店したことを正確に検知するのは、意外にも難しい。スマポは、スマートフォンのGPS機能を使って検知しているかというと、そうではない。GPSでは「渋谷駅の近くにいる」ということはわかっても、特定のお店のなかにいることはわからない。Wi-Fiを使っても誤差が大きい。では、どうやって?

 スマポは、店舗の内部に特殊なシグナル発信機を設置している。そのシグナルは、ガラスや壁、床などの障壁を通り抜けないので、ショッピングモールなど、多数の店舗が入っているビル内でも、違うフロア、隣の店舗にいる人を検知することがない。この機器自体も、スポットライトが自社開発している(特許出願済み)。

スポットライト代表取締役 柴田陽さん
東京大学卒業後、マッキンゼーを経て、シリアルアントレプレナーの道に。
設立した会社は現在4社目。別会社では「ショッピッ!」も手がけた。
スポットライト代表取締役 柴田陽さん。柴田氏が設立した会社は、現在のスポットライトが4社目。別会社では「ショッピッ!」などの話題のサービスを手がけている。

 NFCでお客さんに端末にタッチしてもらったり、Foursquareのようにユーザーが自己申告するのでもない。柴田さんはこれを「お店からお客さんに話しかけるようなサービス」と呼んでいる。


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