スマートフォンの利用行動
スマートフォンユーザーのスマートフォン利用行動を聞いたところ、1位「ニュース検索・閲覧」(73.0%)、2位「行き先・店舗検索」(54.2%)、3位「ゲーム」(51.5%)であった。
また、男女別でスマートフォン利用行動について見てみると、1位の「ニュース検索・閲覧」においては、男性が18ポイント高い結果に。一方で、4位「SNSでのコミュニケーション」、5位「写真撮影・加工」、9位「レシピ検索」においては、女性の方がそれぞれ13ポイント、17ポイント、32ポイント高かった。性別によるスマートフォン利用行動に違いがあることがわかった。
検索・閲覧するニュースジャンル
検索・閲覧するニュースジャンルを性別で比べると、「芸能・エンタメ」は女性の方が18ポイント高く、「政治」と「金融・経済(企業関連)」は、男性の方がそれぞれ20ポイント、26ポイント高い結果であった。性別により興味・関心のあるニュースジャンルに違いがあるようだ。
また、ニュースを検索・閲覧する時間としては、1位「昼休み」(56.5%)、2位「帰宅後のくつろぎ時間」(52.6%)、3位「朝の通勤・通学の電車やバスの中」(50.8%)であった。なお、同じ移動中ではあるが、「帰宅時の電車やバスの中」でニュースを見ると回答したのは36.5%にとどまり、朝の通勤・通学時にニュース検索・閲覧をし、情報収集する傾向が高いことがわかった。
10~20代には「NAVERまとめ」「mixiニュース」が人気
ニュース検索・閲覧をしていると回答した380名に、利用するニュースサイト/アプリケーションを複数回答で聞いたところ、1位は「Yahoo!ニュース」(83.2%)、次いで、「Googleニュース」(31.1%)、3位「2ちゃんねるまとめニュース」(17.1%)、4位「NAVERまとめ」(12.1%)となり、まとめ系ニュースサイトが上位に入った。
なお、ニュースを見る方法(きっかけ)は、「自分でブラウザやアプリケーションを開く」が95.3%ともっとも多く、次いで「TwitterやFacebookなどで友人などが紹介しているニュースを見る」が24.5%となった。また、「新着ニュース」が届くと通知されるように「プッシュ通知」をしている人は、17.9%であった。
「Yahoo!ニュース」が広く利用されている結果となったが、年代性別で見ると「Yahoo!ニュース」以外にも、好まれて利用されているサイトやアプリケーションがあることがわかった。
「NAVERまとめ」は、10代女性においては34.6%が利用していると回答(全体では12.1%)し、全体と比較すると、22.5ポイントも高い結果に。また「2ちゃんねるまとめニュース」は、20代男性においては33.3%が利用(全体では17.1%)、全体と比較すると、16.2ポイント高い結果であった。さらに、「mixiニュース」は、20代女性においては22.2%が利用していると回答(全体では6.8%)し、全体と比較した場合、15.4ポイント高い結果となった。
なお、「日本経済新聞 電子版」は、50代男性において25.6%が利用していると回答(全体では9.2%)し、全体と比べると、16.4ポイント高かった。
スマホで閲覧するニュースの信ぴょう性は「テレビ・新聞・雑誌と同じ」
スマートフォンで「ニュースを検索・閲覧する」と回答した380名に、スマートフォンで見るニュースの信頼性に関して聞いたところ、半数以上の51.6%が「テレビ・新聞・雑誌で見るニュースと同じ」と回答した。
さらに、ニュースの検索・閲覧に利用するメディア(平日平均)について確認したところ、1位「スマートフォン」(40.0%)、2位「パソコン」(30.2%)、3位「テレビ」(24.4%)であった。スマートフォンユーザーにおいて、ニュースをインターネット経由(スマートフォン+パソコン)で見る割合は、7割を超えていることが明らかになった。
ニュースで紹介された商品やサービスの購入経験
ニュースで紹介された商品やサービスの購入経験を聞いたところ、スマートフォンで「ニュースを検索・閲覧する」と回答した人の約4人に1人(22.6%)は購入した経験があると回答した。
また、スマートフォンユーザーが、企業が運営するサイトの閲覧やFacebookなどのソーシャルメディア上の企業との関わり方を確認したところ、企業の公式サイトの閲覧をしたことがある人は66.0%、企業がインターネット上で実施したキャンペーンへ応募したことがある人は47.3%、企業の公式LINEアカウント登録は27.7%いることがわかった。
【調査概要】
実施方法:インターネットを利用したアンケート調査
実施期間:2013年3月25~26日
調査対象:10~50代男女520名(各年代性別52名ずつ)
※対象者は「スマートフォンをプライベートで使用している人」に限定
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