デジタルガレージ（以下、DG）は、ココカラファインヘルスケアとこれまで行ってきた、中国からの訪日観光客のインバウンド消費を促進する店頭施策の対象を、従来の一部店舗から全国に100店舗以上あるココカラファインヘルスケアの免税実施店舗全店へと拡大することを発表した。

　DGは近年増加が著しい中国からの訪日観光客の消費額拡大を狙い、小売店の店頭で行うデジタルプロモーション施策をココカラファインヘルスケアの一部店舗で2016年3月から試験的に行ってきた。同施策は、訪日中国人に対してチラシやPOPにより店内MAPと情報提供の仕組みを訴求し、対象商品それぞれに設置されたQRコードを読み込むことで商品についての詳細な説明が中国語で書かれたページへ誘導するというもの。

　この結果、施策を利用した7割超の中国人来店客の購入につながるなど、高い効果が認められたため、今回100店舗を超えるココカラファインヘルスケアの免税実施店舗全店に拡大することとなった。これにより、中国人が多く来日することが見込まれる10月の大型連休「国慶節」での来店数や消費額の向上を狙う。

【関連記事】
・GDO、インバウンド向け「日本でのゴルフの楽しみ方」動画をリリース
・メンバーズ、子会社と共同で訪日外国人向けのオムニチャネル化推進をサポート
・ヴァル研究所とナイトレイ、路線図活用した訪日外国人解析サービスを提供
・電通など4社、訪日外国人の行動データ分析ソリューション「いいデータ」を8月に提供開始
・メンバーズ、WeChat運営企業の公式DSPパートナーと連携～訪日中国人向け広告商品を開発