SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

NEC、スーパー向けマーケティング・需要予測ソリューションにAI導入

 NECは、AIやクラウドなどICTを活用し、スーパーマーケット向けのマーケティングや需要予測についてのソリューションを強化する。具体的には、一般社団法人日本スーパーマーケット協会と連携し、NECのAI技術群「NEC the WISE」を活用したソリューションの開発・提供および実証実験を推進。今回第一弾として、マーケティングや需要予測に関する2種のソリューションの販売を開始した。

 今回のソリューション強化の特長としては、顧客の詳細なプロフィールや商品属性を高精度に自動推定できるようになる「NEC Marketing Segmentation」と、過去の商品販売実績や廃棄数、気象予報、キャンペーン情報など多様なデータの相関関係を分析することで、商品毎の需要数を高精度に予測することができるようになる「商品需要予測ソリューション」が挙げられる。

 また、これらのソリューションを活用した実証実験を、ライフコーポレーション、三越伊勢丹フードサービスが運営するクイーンズ伊勢丹にて実施している。

 ライフでは「NEC Marketing Segmentation」を活用し、同社が人手で付与した商品属性の確からしさの分析や商品属性の自動付与の可能性を検証する実証実験を2017年2月から4月まで実施している。

 クイーンズ伊勢丹2店舗においては「商品需要予測ソリューション」を活用し、日配品10カテゴリー約70品目を対象とした需要予測および来店客数予測の実証実験を2016年度下期に実施した。需要予測に基づいた発注をシミュレーションした結果、値下げロスを最大30%削減でき、さらに従業員による予測と同等以上の精度で来店客数を予測できたという。

 NECはAIを活用したスーパーマーケット向けのソリューションについて、今後3年間で20社への提供を目指すとしている。

【関連記事】
インテージ、購買データ元に生活者の価値観・意識に合ったレコメンドや商品メッセージ作成
インテージ、「お客様の価値観」と「商品の特徴」をつなぐ新しいレコメンドエンジンのβ版を提供
オイシックス、カスタマーサポートでのAI活用検証を開始
スーパーマーケット「いなげや」、ポイントカード機能付O2Oアプリをリリース
ニフティ「シュフモ」、売り場に応じてプッシュ通知送るプラットフォームを構築

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/03/07 16:00 https://markezine.jp/article/detail/26170

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング