日立製作所と日立コンサルティング、インフォメティス、東京海上日動火災保険、日本郵便、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、共同で「情報銀行」に関する実証実験を開始した。
情報銀行とは、個人あるいは事業者が保有する個人データを、本人の同意の下で安全に収集・管理・提供する仕組みのこと。本人が情報銀行のシステム上でデータを提供する事業者を選ぶとともに、本人があらかじめ指定した条件に基づいて、情報銀行が事業者へのデータ提供を行う。
本実証実験では、情報銀行における個人データの収集・管理・提供の仕組みや、個人データを活用したサービスの可能性を検証する。個人データとしては、性別や世帯構成等の一般的な個人データのほか、各家庭の電力使用量や個人の活動量データ等、今後の普及が予想されるIoTに着目し、センサから生成されるデータも取り扱う。
6社は、本実証実験の結果をもとに、安心・信頼できる情報銀行の条件を整理し、認定基準の改善案として提示することで情報銀行の社会実装を加速していく。
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