ユーザーローカルは、テキスト中の感情をディープラーニングで読み取る「ユーザーローカル感情認識AI」を提供開始した。本AIは、数千万件以上の口コミデータをディープラーニングで事前学習させたもので、文章を投入すると「喜び」「好き」「悲しみ」「恐れ」「怒り」の5感情に分類して数値化することができる。
テキストから肯定的・否定的な意見の判定や感情を推定する場合、これまでは、文をまず単語分解し、各単語が持つ意味から分析することが一般的だった。本技術では、ディープラーニングによって文字の並び方のパターンや文末の細かなニュアンス表現から感情を読み取ることができる。
この感情認識AIを利用することで、アンケート自由記入欄の定量評価、口コミ掲示板の炎上チェック、コールセンターのカスタマーサポート記録の精査、人事面談記録・日報といった社内文書の分析の自動化など、テキスト情報に付加価値をつけることが可能になる。
【関連記事】
・ユーザーローカル、未来予測AIサービスの無料提供を開始
・ホットペッパーグルメ、ユーザーローカルのテキストマイニングツールを導入
・ビッグデータ、人工知能活用の最新動向を解説~ユーザーローカル、無料カンファレンスを開催
・ユーザーローカル、数十億件のデータを機械学習させた「人工知能ボットAPI」を発表
・ユーザーローカル、「Owned Media Insight」を発表 記事のビジネス貢献度を視覚化