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顧客とのLINEトークをAIで分析、営業提案を自動化 オープンハウスら4社が共同で実証実験を開始

 オープンハウス、ワークスモバイルジャパン、ストックマーク、サンブリッジが連携し、AI(自然言語処理)技術を用いて顧客とのLINEトーク内容を分析し活用する新たな営業提案手法の開発、並びにそのためのCRMシステムの構築を目的としたPoC(Proof of Concept:概念実証実験)を開始した。

 今回のPoCでは、オープンハウス営業担当者と顧客のLINEトーク内容をストックマークのAIソリューション「Asales」で分析、AIが顧客への最適なアプローチトークやタイミングのレコメンドを行うことで、顧客がより満足できる提案の実現を目指す。

 具体的には、AIが「友達リストから対象の顧客を探す」「メッセージを考える・打つ」「顧客データを確認する」といった一連の提案をすべて自動実行することを目指す。

実現イメージ

実現イメージ

 これにより、営業担当者はすべての顧客情報を記憶せずとも、AIが「いつ」「誰に」「何を」アプローチすれば良いかを自動で提案するため、機会損失を防止するだけでなく顧客に相対する時間そのものに注力できるようになり、サービスレベルの向上・標準化も見込める。

 また顧客にとっては、ストレスがないタイミングと手段で必要な情報が手に入るほか、これまでとは違う視点での新たな気づきや提案を得られるようになる。

 なおオープンハウスでは営業活動にLINEを活用するため、LINEとつながるビジネスチャット「LINE WORKS」を導入し、既にトークデータが蓄積されている。

 今回のPoCで顧客情報を蓄積するプラットフォームとしてセールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce Sales Cloud」を採用。LINE WORKSとのトーク内容含む成約までの顧客情報を、個人が特定できない形での情報のみを集約し、総合的な分析を行う。各データを接続するためのAPI開発・検証環境の構築は、サンブリッジが担当する。

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2020/03/26 18:50 https://markezine.jp/article/detail/33029

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