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博報堂DYMP、4社で事業提携 複合型VRイベント会場「VRADE」を開設

 博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂プロダクツ、ブロックチェーンシステム企業のアーリーワークス、AR・MR・VRなどを活用したシステム企業のプレミアムアーツの4社で事業提携を行った。4社は同提携を通じてVR空間で展示会や講演会、セミナー、会議などを含む複合型のイベントを開催可能なVRコンベンションセンター(複合型VRイベント会場)「VRADE(ブレイド)」を開設する。

イベント会場イメージ

 「VRADE」の特長は3つある。1つ目はWebブラウザのみで参加できる本格的なVRコンベンションセンターであること。WebGL(ウェブジーエル、Webブラウザで3次元コンピュータグラフィックスを表示させるための標準仕様)を活用し、デバイスを選ばない操作環境となっている。また空間カスタマイズの自由度も高く設計されており、あらゆるイベントに対応できる。

 2つ目は「アバター×ボイスチャット」により臨場感あるコミュニケーションが可能なこと。ゲストもホストもアバターとして参加可能なシステム設計となっており、ボイスチャットによる自然なコミュニケーションを実現。また画面共有/資料共有などプレゼンテーション機能も充実している。

 3つ目はブロックチェーン技術の活用により、安全で拡張性の高い来場管理システムを実装していること。「VRADE」の来場管理に「電子ウォレット(VRADE-ID)」を発行し、イベント毎の来場管理には「電子チケット/パス」を発行することでイベント主催者ごとに独立性の高い招待者管理を実現する。そのほかブロックチェーン技術を活用した「ポイント」や「アイテム」の設定など、様々なサービスが可能だ。

 今後は、複数の出展企業がそろった会場を4月にオープンする予定だ。

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2021/02/18 13:15 https://markezine.jp/article/detail/35389

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