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HubSpot、CRMプラットフォームに新機能を搭載 部門横断でデータに一貫性を持たせる

 CRMプラットフォームを提供するHubSpot Japanは、年次自社イベント「INBOUND 2021」において、企業がデータやチーム間の連携を強化し、成長段階に合わせられるエンタープライズ向け機能の搭載と既存機能の強化を発表した。

 今回発表した新機能は「統合されたCRMプラットフォーム」「高度にカスタマイズ可能なCRMプラットフォーム」「顧客起点のCRMプラットフォーム」の3つのコンセプトの元に開発。同機能を通じてHubSpot Japanはユーザーが高度な機能と使いやすさの両方を享受しながら導入企業の顧客満足度を高められるよう支援する。

 統合されたCRMプラットフォーム「Connected CRM Platform」は、Operations Hub Enterpriseプランを2021年11月1日から新設。さらに高度なデータ分析・レポーティングを可能にするため、Enterpriseプランでは「データセット」というBI機能を提供。これにより、企業は部門横断で情報に一貫性を持たせることができる。またMarketing Hub Enterpriseのユーザーは、カスタム行動イベントのAPIによりデータソースに関わらず、重要な行動データをトラッキングしレポートを作成することが可能だ。

 高度にカスタマイズ可能なCRMプラットフォーム「Customizable CRM Platform」は、ユーザーインターフェイスの一貫性を維持したままユーザーが新しい機能を追加できるように設計。具体的には関連付け機能の強化やビジネスユニット機能で1つのHubSpotポータル上で複数の自社ブランドを管理できる。また柔軟なユーザー権限管理を可能にしたほか、サンドボックス環境の提供によりテスト環境を低リスクで安全に行えるようになった。

 「Customer-Centric CRM Platform」は顧客に対して優れたデジタル上の体験を提供できるよう、「顧客起点のCRMプラットフォーム」としての機能を強化。加えて問い合わせや対応状況を確認できるカスタマーポータルの提供や多様な質問タイプを自由に組み合わせてアンケートが作れるカスタムアンケートの作成機能を追加する。また米国内限定で決済機能である「HubSpot Payments」のベータ版の提供を開始した。

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2021/10/14 16:45 https://markezine.jp/article/detail/37515

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