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興味をひかれる商品に出会う場所 全体の3割以上が「YouTube」と回答【LINEリサーチ調査】

 LINEリサーチは、13歳~79歳までを対象に、「興味をひかれる商品(モノ)にどこで出会い、どのように調べているのか、また、どういった情報が購入の後押しになるのか」のアンケート調査を実施した。

3割以上が「YouTube」で興味がひかれるものに出会う

 まず、普段興味をひかれる商品に出会うときに、どこで出会うことが多いかを調査した。

 全体では、1位が「YouTube」で31.0%、2位が29.7%と僅差で「テレビ番組」になった。3位以降も、「テレビCM」「家族や友だちの話」「Instagram」が2割台半ばで続いた。このことから、上位の項目に大きな差はなく、様々な場から興味をひかれる商品と出会っていることがわかった。

 一方男女年代別の傾向を見ると、男性10代~30代では、1位が「YouTube」、2位が「X」となった。特に10代では「YouTube」が5割以上となり、2位以下を大きく引き離す結果となった。また、男性の30代では3位、40代では2位に「ウェブ検索の結果」がランクイン。男性50代以上では、「テレビ番組」と「テレビCM」の両方が、3位以内に入る結果となった。

 女性10代~40代では、1位が「Instagram」となり、中でも、20~30代では、2位との間に20ptほど差をつけ、圧倒的な割合で1位となった。2位、3位は年代によってやや異なり、10代では3位に「TikTok」が、20代では2位に「X」がランクイン。30代以上では、「家族や友だちの話」が3位以内に入った。また、50代以上では、男性と同様に「テレビ番組」と「テレビCM」が3位以内に入った。

 このことから、男女ともに30代以下ではSNSやYouTubeが中心、50代以上では、テレビ番組やテレビCMを中心にひかれる商品に出会っていることがわかる。また、「家族や友だちの話」や「お店の店頭」といったオフラインでの会話や接点も幅広い年代で5位以内に入った。

商品検索の手段は全世代で「Google」が1位、若年層はSNSも活用

 次に、興味をひかれた商品に出会った後、「それを調べるときに何のツールを使うのか」聞いたところ、「Google」が60.6%と他を大きく引き離して1位となった。次が「Yahoo!JAPAN」で32.1%、3位が「YouTube」で22.7%となった。

 男女すべての年代で見ても、「Google」が変わらず1位となった。一方2位以降では、それぞれ傾向が異なる。男性10代~30代では2位が「YouTube」で、中でも10代は約4割と他の年代に比べて高い結果になった。

 女性10代~30代では2位が「Instagram」となった。また「X」は、男性10代~20代と女性20代で3位にランクインという結果に。さらに、女性10代では「TikTok」の割合も高く3割台の僅差で4位となった。

 この結果から10代~30代では、特にSNSサービスが上位5位の多くを占めていることがわかる。「お店の店頭で商品を見る」や「家族や友だちに聞く」は、幅広い年代で5位以内に入る結果となった。

商品購入の一番の決め手は「商品のレビュー/口コミ」

 最後に、調べた商品を購入する決め手となる情報ついても調べた。

 全体では、「商品のレビュー/口コミ」が53.3%となり、すべての年代で1位となった。特に女性の20代~50代では6割を超えており、非常に高い割合を占めている。2位には35.2%で「店頭で商品を見て得られる情報」、3位には「商品の公式ホームページ/サイトの情報」が33.5%で続いた。

 4位にランクインしている「家族や友だちの話」は、男性に比べ女性で高い傾向となり、5位の「商品に関する、まとめ/ブログ記事」は、男性20代、男女30代で他の年代に比べ少々高い傾向となった。

 全体の上位10位には入っていないが、「インフルエンサー/有名人の投稿」が、10代女性では3割弱で4位、10代男性では1割台後半で6位となった。加えて、女性20代では「ハッシュタグや検索で見つけた一般人の投稿」が2割台後半となっていることから、若年層では、InstagramやYouTubeなどの投稿に後押しされることも少なくないことがわかる。

【調査概要】
方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
対象:日本全国の13歳~79歳の男女
時期:2023年9月16日~9月19日
有効回収数:645,736サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女13-79歳の49,839サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

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2023/11/15 08:00 https://markezine.jp/article/detail/43986

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