LINEリサーチは、本を朗読する音声コンテンツ「オーディオブック」の現状と今後の流行予想について調査。以下、一部内容を紹介する。
オーディオブックの認知率は約6割
まず、オーディオブックの認知率を調査。すると全体で59%が認知しており、そのうち「知っているし、利用している」という現在利用率は2%だった。「知っているし、以前利用していたが、今は利用していない」を含めた利用経験率は全体で6%となった。
男女別で比較すると、ともに59%で同率に。年代別では10~20代が30~50代よりも高い認知率となり、10~20代男性(67%)が最も高かった。
現在の流行体感、17人に1人が利用
次に、オーディオブックを利用している人が現在身の回りにどれくらいいると思うかを質問。100人中の利用者数を流行体感スコアとして算出した。その結果、流行体感スコアは全体で「5.9」となり、およそ17人に1人が利用しているイメージを持たれていた。
1年後の流行予想は、3倍以上浸透!
続いて、1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うかを尋ねた。1年後における100人中の利用者数を流行予想スコアとして算出すると、全体で「20.7」となり、およそ5人に1人が利用していそうというイメージを持たれた。流行体感スコアと比較すると、1年後には3倍以上浸透していると予想されていることがわかった。
今後の利用意向がある人は約3割
最後に、今後の利用意向を調べた。その結果、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で29%だった。一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は47%という結果だった。
性別を比べると、利用意向がある人は女性が男性よりもやや高めの割合に。年代別では、男女ともに10~20代が30~50代よりも利用意向がある人の割合は高かった。
【調査概要】
調査対象:日本全国における18~59歳男女のLINEユーザー
実施時期:2023年9月21日(木)~9月25日(月)
有効回収数:2,110サンプル
調査方法:スマートフォンWeb調査
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