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MarkeZine Day 2026 Spring

イベントレポート

2030年までに売上100億円を目指す キリンビバレッジが新カテゴリー「子ども健康飲料」の創造へ

 少子化が進行する中、キリンビバレッジは「子ども健康飲料」という新たなカテゴリーの創造に踏み出す。2026年3月12日(木)、同社はKANDA SQUARE HALLで「キリン つよいぞ!ムテキッズ」新商品&新CM発表会を開催した。本稿ではその内容をレポートする。

免疫領域に次ぐ第二の柱

 キリンビバレッジは、キリン独自のプラズマ乳酸菌を配合した「キリン つよいぞ!ムテキッズ 100ml ペットボトル(以下、ムテキッズ)」を2026年3月17日(火)より全国で新発売する。

キリン つよいぞ!ムテキッズ 100mlペットボトル
キリン つよいぞ!ムテキッズ 100mlペットボトル

 「お客様の毎日に、おいしい健康を。」をパーパスとして掲げる同社では、飲料を通じてヘルスサイエンスのリーディングカンパニーを目指している。その取り組みの中核を担うのがプラズマ乳酸菌だ。2025年度は「iMUSE(イミューズ)」を初めとするプラズマ乳酸菌入り飲料の出荷箱数が1,000万ケースを突破した。当初は40~50代が中心だった顧客層が、直近では20~30代の若年層にも広がりを見せており、マーケティング部長の鈴木郁真氏は「健康習慣としての定着が進んでいる」と語る。

キリンビバレッジ 執行役員 マーケティング部長 鈴木郁真氏
キリンビバレッジ 執行役員 マーケティング部長 鈴木郁真氏

 鈴木氏は、2026年を「子どもの健康への取り組みを本格的に開始する年」と位置付ける。免疫領域に次ぐヘルスサイエンス領域の第二の柱として子どもの健康に取り組み、新たなブランドの育成を進める考えだ。

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 キリングループ全体では「免疫ケア推進園」という啓蒙活動を既に行っている。紙芝居を通じた啓発授業の定期実施や、啓発ステッカー・ポスターの掲出などが主な活動内容だ。2026年には累計1万園の達成を目指すという。

 鈴木氏は「幼児期、特に5歳、6歳までに習慣となったものが、その後の長い生活の中でも続いていく」と述べ、幼少期からの免疫ケア習慣づくりの重要性を強調。「健康意識は『不調への対処』から『日常的な習慣』へと変化している。飲料を通じて家庭にポジティブな健康習慣を根付かせたい」と語った。

親の安心感と子の自主性を満たす新商品

 同社の実施した調査によると、子どもの健康に対する親の意識は自身の健康意識よりも高い。その一方で、共働き世帯の増加にともない、子どもの健康管理に十分な時間や手間をかけられない親も増えているという。「ちゃんとしたい気持ちはあるが、時間がない。そんな親心に寄り添うのがムテキッズ」と語るのは、同社のマーケティング部ブランド担当の八尾あすか氏だ。

キリンビバレッジ マーケティング部 ブランド担当 八尾あすか氏
キリンビバレッジ マーケティング部 ブランド担当 八尾あすか氏

 自身も6歳の子を持つ親である八尾氏。ムテキッズの開発には、八尾氏をはじめとする同社社員の父母としての思いが強く込められている。八尾氏らが目指したのは、親の「これなら飲ませたい」という安心感と、子どもの「好き」「やってみたい」という気持ちの両立だ。子どもの自発的な健康習慣を促すため、商品には次の工夫が施されている。

パッケージ:全6種類のオリジナルキャラクターを配し、子どもの「好き」という感情に訴求する

味覚:93%の子どもが「おいしい」と回答したヨーグルトテイストを採用

栄養:プラズマ乳酸菌500億個に加え、子どもに不足しがちな鉄分1.2mgを配合

 八尾氏は「いくら健康のためでも、親が飲ませる負担感があっては続かない。子ども自身が喜んで飲んでくれれば、親も助かり、親子の時間が楽しく幸せなものになる」と、ムテキッズのブランド価値を説明する。

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テスト販売で幼児飲料カテゴリーの売上が3割増

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2026/03/13 07:00 https://markezine.jp/article/detail/50545

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