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博報堂、AIを活用し7,000タイプのバーチャル生活者を生成するサービスのプロトタイプを開発

 博報堂は、生成AIを活用し生活者を深く理解するためのサービスのプロトタイプを開発した。

 同サービスでは、毎年7,000人に調査を実施している博報堂の大規模生活者調査データベース「HABIT」と生成AI技術をかけ合わせ、バーチャル生活者を生成。HABITのデータから生活者の基本プロフィール・価値観/意識・生活行動・消費行動・メディア消費・ブランド評価の情報を生成AIに読み込ませ、7,000タイプの生活者を再現した。

 生成AIを活用して多様なバーチャル生活者を作ることで、価値観・バイアス・状況などに左右されずに、リアルな意見やニーズを聞き出すことを目指す。具体的な活用シーンとしては、バーチャル生活者との対話を繰り返すことで、マーケティング・商品開発や組織作り、アイディエーション、ワークショップなどの領域を想定している。

 また同サービスでは、バーチャル生活者のインサイトやペルソナ、カスタマージャーニーの把握、そして時間・場所・コストに制約のないユーザーインタビューが可能となる。さらに、メッセージアプリのようなやり取りでバーチャル生活者の感情を引き出すUIや、複数のバーチャル生活者同士の会話を観察するようなUIといったデザインが備わっている。

 同サービスはプロトタイプとして、博報堂社内で試験的に利活用やブラッシュアップを実施。今後は対外的なサービス展開も見据えている。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/03/22 12:15 https://markezine.jp/article/detail/45201

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