博報堂のプロジェクトチーム「Human X(ヒューマンクロス)」は、東京大学大学院 情報理工学系研究科の鳴海拓志准教授と共同で、アイデア創出ソリューション「Humanity Thinking」の提供を開始する。
同ソリューションはクロスモーダル知覚(五感の相互作用)を活用して、新商品開発や新規事業創造に必要な発想や、新たな体験のアイデアを作るもの。発想ヒント集「HUMANITY TIPS」を使い、人間の普遍的な感覚特性を活用して発想をサポートしていく。
「HUMANITY TIPS」では、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚・認知・感情・行動の観点から50のtipsをカードの形で用意。人間の感覚を活かした体験創出を目指す。
「Human X」は活動から得られたクロスモーダルナレッジを企業が持つブランドらしさと掛け合わせ、ブランド開発や世界観構築・体験創出・研究開発・新事業開発などを支援していく。
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