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定期誌『MarkeZine』では、マーケティングの最新情報を厳選して、年12回、毎月お届けします。業界のキーパーソンへの独自取材や、注目テーマやトレンドを解説する特集など、ここでしか読めないオリジナル情報が満載です。
第56号(2020年8月号)のテーマは、「ニューノーマル時代に必要なDXと思考の転換」です。COVID-19の影響を受け、求められるビジネスや個々人のスキルが変わろうとしています。大転換期とも言える今、企業はビジネスモデルのDXが急務となっています。また、個人にとっても、ビジネス環境が変わるなかで成果を出し続けるためには、働き方やマインドセットをどのように変えていく必要があるのでしょうか。本特集では、変化にいち早く対応した企業やマーケターたちの姿から、進むべき道を探ります。また、巻頭インタビューには、日本マーケティング学会 会長の古川一郎氏が登場。今だからこそマーケティングができることを、アカデミックとビジネスを掛け合わせた視点から伺いました。他にも多数人気連載を掲載しております。
2020年5月25日、日本マーケティング学会は長期化するコロナ禍に際して「#いまマーケティングができること~新型コロナ危機での探究と創発~」と題したウェビナーを開催。会長の古川一郎氏を含む6名の識者の議論に、多くの学会員が耳を傾けた。実務家が研究者の2倍も所属し、アカデミックと実務が融合する学会では、人々の価値観が大きく変わる中で何に注目が集まっているのか、議論が進む。今、マーケティング領域で考えるべきことについて、古川氏にうかがった。
COVID-19の影響により、生活者の価値観や消費行動が大きく変わりつつある。大転換期とも言える今、企業はビジネスモデルのDX(Digital Transformation)を早急に進める必要に迫られている。だが、いまだに小手先のデジタル施策に留まり、根本的なDXに及んでいないケースが大半のようだ。ファミリーマートのデジタル変革を経て今年3月にDX JAPANを創業した植野大輔氏は、「青虫のままでは絶対に空を飛べない。必要なのは企業のトランスフォームであり、自己犠牲や自己否定もいとわない覚悟」と語る。植野氏に、DXにおける誤解と必要な考え方を聞いた。
数ヵ月に及んだ外出自粛期間は、オンライン会議や在宅勤務、ECのすそ野の拡大といった複数の変化を私たちの生活にもたらした。そしてその少なくない部分が、このまま定着することが予想されている。行動様式や価値観が転換する際、ブランドはどのような観点でコミュニケーションを図ればいいのだろうか?また、ニューノーマル時代に求められるマーケターのスキルとは?マーケターキャリア協会の理事でもあるニューバランスジャパンの鈴木健氏に、コロナ禍の自社の動きを交えて解説いただいた。
COVID-19の影響を受け、ビジネスの前提が変わろうとしている。大転換期とも言える今、私たちは何を考え、行動するべきなのか。変化にいち早く対応した企業、マーケターたちの姿から、進むべき道を探る。
新型コロナウイルスの感染拡大により、企業の経営方針や広報戦略は社会の動きに合わせて随時判断することが今まで以上に求められています。ブランディングにつながる情報発信に重要なのは、「新規性」「社会性」「利便性」という3つの視点ですが、こういった未曾有の事態においては、社会的に意義のある「社会性」要素が最も重要視されます。本コラムでは、コロナ下において「社会性」のある情報を積極的に発信することにより、自社のブランディングにつなげ、認知拡大を図ってきた企業の事例を紹介。またその成功要因を紐解くことで、「Withコロナ時代のブランディング・PR」のあるべき姿を理解し、自社の広報・PR活動に取り入れる方法を紹介します。
広告・マーケティング業界で活躍する人物の職業人生、キャリアを伝える本連載。今回は、ラバブルマーケティンググループの木下優子氏を紹介する。マーケティング支援の会社アゲハを創業し、若手起業家として注目された木下氏は、2018年に同グループへ参画。ユーザー・社会・企業の利益一致を目指した「愛されるマーケティング」の推進に尽力している。SNSが持つポテンシャルを最大限に引きだすべく、教育講座の開発にも関わる木下氏の、新たな挑戦を聞いた。
「NHK紅白歌合戦」でのVR美術セットをはじめ、様々な企業にテクノロジーを駆使した新たなクリエイティブを提供してきたstu。今回は代表を務める黒田貴泰氏に、同社が掲げる「クリエイティブコンプレックス」の意味や、クリエイティブを考える上で大事にしている点を聞いた。
注目のマーケターたちが自身の経験に基づき発見したBtoBマーケティングの革新・本質を3回ずつ綴っていくリレー連載。本稿ではスマートドライブのマーケティング責任者 大里紀雄氏が、自身が着任後の3ヵ月間で行った施策をその理由とともに解説する。
マーケターは自身のキャリアや業界の近未来を、どのように思い描いているのだろうか。インテージでは昨夏、日本とグローバルのマーケター約2,000人にアンケート調査を実施。今回はその結果をもとに、日本のミレニアルマーケター(20〜35歳)、シニアマーケター(40〜55歳)を比較し、マーケター自身が思い描く、2025年にありたい姿を探っていく。
米国やグローバルにおける広告・マーケティング業界の最新情報をまとめたデジタルインテリジェンス発行の『DI. MAD MAN Report』。そのカットアップ版をお届けする本連載。今回は店舗小売業でのトレンドである「ダークストア」の本質について考えたい。
女性向けアパレルブランドを展開するバロックジャパンリミテッドは、今年4月、サスティナブル事業の一環として、“デッドストック”を活用したコーディネート提案型ECサイト「AUNE(アウネ)」をローンチした。同プロジェクトを率いた神田麻衣氏に、アパレル業界が長年抱えていた課題や、「AUNE」に懸ける想いを聞いた。