SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

家電のインターネット通販、市場規模の1割弱まで成長【GfK Japan調査】

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは、2012年の家電およびIT市場の販売動向を発表した。

 2012年の国内家電小売市場は前年比11%減の7兆4,800億円の見込み。エコポイント制度、アナログ停波による映像関連商品の需要が2011年で一巡し、2012年はその反動を受けたことが主な要因。

 一方、家電のインターネット通販は成長を続けており、2012年では家電市場規模全体の1割弱をインターネット通販が占めたと見られる。

パソコン市場

 パソコン市場全体は数量前年比2%増の1,528万台。その内、リテール市場は同4%減の645万台と、タブレット端末へのシフトも影響し、6年ぶりのマイナス成長となった。

 タイプ別に見ると、ノートPCが数量前年比1%減、デスクトップPCが同13%減といずれも減少に転じており、特に地デジ特需の反動減がみられるデスクトップPCの落ち込みが顕著だった。

 3年ぶりのOS刷新となるWindows 8は、発売後の四半期(2012年10~12月期)で数量構成比24%に達したが、Windows 7と比較すると新OSの立ち上がりとしてはやや緩やかであったと言える。平均価格は依然、下落傾向にあるため、金額ベースの前年比は13%減となった。

   リセラー市場は数量前年比7%増の538万台となった。2014年のWindows XPのサポート終了に向け、企業のリプレース需要は堅調であった。

タブレット

 2012年のタブレット端末市場は前年比2.2倍の300万台に達した。リテール市場は同75%増の197万台となった。

 画面サイズ動向を見ると、新製品発売が相次いだ7インチクラスが前年から12%ポイント拡大し、数量構成比28%を占めた。通信方式別では、回線契約を伴わないWi-Fiモデルが前年から12%ポイント拡大し、同56%を占めた。7インチクラスやWi-Fiモデルの需要の高まりには、端末代金や通信費用を抑えながら、新しい機器を試したいという消費者ニーズがあるとみられる。

携帯電話

 2012年の携帯電話市場は前年並みの3,783万台となった。スマートフォンは数量前年比63%増の2,550万台となり、携帯電話販売数に占める構成比は前年の44%から67%へ拡大した。

 スマートフォン市場が急速に立ち上がってから2年が経ち、割賦支払いを終了したユーザーが端末を買い替え始めたことが、市場を押し上げた。買い替えが促進された背景には、スマートフォンの急速な進化があり、初期のスマートフォンからの買い替えを喚起しているとみられる。

【関連記事】
スマホ対応のECサイト、1年間で約2割増加【EC100サイトスマホ対応状況調査】
アジアを中心とした海外ブランドを発信するセレクトショップ「ZOZOCONNECT」
拡大する国内ファッション・インテリア・雑貨EC市場、2012年度は7,020億円の見込み
米国EC市場、12四半期連続で売上成長 消費者の37%「ショールーミングしている」と回答
2011年クレジットカードショッピング市場約39兆円、EC市場の伸びとともに拡大基調

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/02/25 11:30 https://markezine.jp/article/detail/17277

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング