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「歌うためのカラオケ」から「ライブに参加するためのカラオケ」へ、KDDIらVRの実証実験を開始

 KDDIとKDDI総合研究所は、10月19日から11月18日まで、カラオケ店でのVR事業の展開を目指し、シダックスおよびポニーキャニオンと連携した実証事業を行う。

 具体的には、レストランカラオケ・シダックス新宿歌舞伎町クラブ店舗内にVR対応の専用ルームを設置し、室内でVR機器を装着することでアイドル「マジカル・パンチライン」(以下、「マジパン」)の撮り下ろし「360度ライブ」や、ユーザー自身が室内を歩きながら多様な視点で鑑賞する「自由視点ライブ」や、「マジパン」とのカラオケ体験やバーチャル握手会を体験できる。

左:体験イメージ、右:実証実験における各社の役割
左:体験イメージ、右:実証実験における各社の役割

 なお、同実証実験に使用するVRコンテンツの一部は、実写によるアーティスト映像を基に、ユーザーの好みの位置に移動して、そこから自由な視点で視聴体験が可能となる、KDDI総合研究所の「自由視点VR」技術により制作したもの。今後は事前に撮影・制作したVR映像だけではなく、VR映像のリアルタイム配信も予定している。

「自由視点VR」技術のイメージ
「自由視点VR」技術のイメージ

 音楽市場では、2015年のライブ・コンサート市場規模が3年前の187%増となる3,000億円以上となり、さらに、2000年に約1,600万人だったライブ・コンサートの入場者数が2015年にはその約3倍の4,800万人となるなど、「ライブ」や「コンサート」などのリアルな音楽体験の場へのユーザーニーズが年々高まっている状況だ。一方、首都圏各地でのライブ会場不足や、人気ライブチケットの入手困難な状況も存在している。

 今回の取り組みは現状の解決策ともなり得、KDDIは実証結果を活かしながら、カラオケ運営会社やコンテンツホルダー、プロダクションと提携を進めていく。

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2016/10/13 08:30 https://markezine.jp/article/detail/25394

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