LINE Payは、LINE上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」に関して、「LINE Pay Global Alliance」を発表した。

　同アライアンスの目的は、訪日客にスムーズな決済サービスを提供し、インバウンド需要を加盟店へ取り込むこと。同アライアンスに参加する国や地域の決済サービスユーザーが訪日した際、日本国内の「LINE Pay」加盟店などにおいて、新たなアプリのダウンロードやサービスの登録をせずに支払いが可能になる。

　具体的には、中国のSNSアプリ「WeChat」を展開するTencentと戦略的提携を結ぶ。これにより「WeChatPay」ユーザーは、2019年早期に「LINE Pay」のQRコード決済加盟店での決済が可能になる。

　また2019年中に、韓国の検索サイトを運営するNAVERとも提携。「Naver Pay」ユーザーも同様の機能が利用できるようになる。

　さらに、台湾、タイ、インドネシアの「LINE Pay」ネットワークとも連携。それぞれのサービズユーザーが、日本でも変わりなく支払い可能となる。これにより日本国内の加盟店は、全世界のLINE、「LINE Pay」ユーザーを見込み客にすることができる。

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