SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

楽天と東急、新会社「楽天東急プランニング」を設立 双方のオンオフデータを活用した事業開発へ

 楽天と東急は、両者が蓄積するオンラインとオフラインのデータを活用し、データマーケティングソリューションを提供する「楽天東急プランニング」を共同で設立。営業を開始した。

 新会社では、両社のマーケティングソリューションの強化や、東急グループの店舗マーチャンダイジングへの活用、広告主企業に提供する広告パフォーマンスの最大化、両社のアセットを組み合わせたOMOによる新しい購買行動や購買体験の創出を図る。これにより、可視化した顧客のニーズに合わせた商品の仕入れや、顧客に適した広告による商品情報の発信、利便性の高い購買体験の提供を通じた顧客の生活価値向上を目指す。

 具体的には、2020年10月より順次、「東急ストア」などの東急グループの店舗において、両社の消費行動分析データの活用による最適な販促情報の提供、品揃えの充実、価格設定の見直しといった店舗運営力向上の取り組みおよび効果検証を行う。また11月からは、両社のデータを活用したネット広告の実験販売や、二子玉川エリアでは、楽天のデジタルソリューションと東急の運用ノウハウを連携させた、新たなデジタルサイネージの実験販売を行う予定だ。さらに、両社の事業基盤における連携強化と日本のキャッシュレス化をさらに後押しするため、9月より東急グループの実店舗決済システムへ、楽天グループの共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」およびスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」導入を加速させる。

 なお、新会社の代表取締役社長には楽天の常務執行役員である笠原 和彦(かさはら かずひこ)氏が、また代表取締役副社長には東急の経営企画室マーケティング・IT推進グループ 統括部長である日野 健(ひの たけし)氏が就任する。

【関連記事】
楽天、実店舗の商品にQRコードを添付する「二次元コードキャンペーン」提供 販売促進への活用が可能に
楽天、食品メーカーなどに向けた「レシピタイアップ-トライアル促進パッケージ」を提供開始
楽天、アプリ向けのサービスマッチング型広告配信ソリューションを提供 ユーザーに親和性の高い広告を表示
東急百貨店、AIを活用したSAシステム「SELF LINK」を実証導入 Webセールスを自動化
東急エージェンシーとオムニバス、デジタルマーケティングの合弁会社「アラテ」を設立

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/09/02 10:20 https://markezine.jp/article/detail/34202

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング