CCCマーケティングは、デジタルスタンプサービス「Tスタンプ by LinkRay」の提供をTポイントアプリ内で開始。2020年11月5日（木）よりシュークリーム専門店「ビアードパパの作りたて工房」、2020年11月12日（木）より100円ショップ「ワッツ」にてサービスを開始した。

　Tスタンプ by LinkRayは、Tポイントアプリを起動して「貯める・使う」メニュー内の「スタンプカード」を選択し、導入店舗に設置された光ID技術「LinkRay」対応の卓上発信機にかざすことで、商品購入時にスタンプが押印され、スタンプ数に応じてクーポンが取得できるデジタルスタンプサービス。同社がパナソニック システムソリューションズ ジャパンとともにLinkRayを用いて共同開発を行ったデジタルスタンプサービス「光スタンプ」を活用している。

　同サービスでは、導入した店舗独自のスタンプやポイントのインセンティブ付与、またクーポンやお得な情報を、Tポイントアプリを利用する顧客へ配信する。

　また、小売流通・サービス・飲食店側では、同サービスを利用することで、POSシステムを導入することなく、T会員のIDとの連携により総合的なCRMを実行することが可能になる。

　具体的には、Tポイントアプリを利用するT会員への販促支援、来店やスタンプ発行などの行動データ分析、また実際に来店された顧客情報の分析に基づいた戦略立案などを総合的に可視化。最適な商品・サービスを最適なタイミングでおすすめすることで、生活者とのより良い関係構築に貢献する。

　なお同サービスは、LinkRay対応卓上発信機を準備することで導入が可能になる。CCCマーケティングでは今後、導入企業を順次拡大していく。

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