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UnityとSnapchat運営会社が広告分野などで提携 モバイルゲームユーザーへのリーチを強化

 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、親会社Unityと米国のSnap(スナップ)がパートナーシップを組んだことを発表した。

 今回のパートナーシップにより両社では、Unityが展開するモバイルゲームに特化した動画広告サービス「Unity Ads」のリーチ(出稿)を、Snapの展開する写真共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」の広告主に拡大。また、Snapchatの機能を組み込むことができる開発者向け機能「Snap Kit」を通じてSnapの技術をゲーム開発者に提供する。

 これにより、UnityとSnapchatの広告、ゲーム開発が統合されることで、モバイルゲームのプレーヤーへのリーチとモバイルゲームがより多くの方に発見してもらえる可能性が両社のプラットフォームで強化される。

 具体的には、Unity AdsがSnapchatの広告ネットワーク「Snap Audience Network(SAN)」に連携され、SAN広告主キャンペーンに、Unityが持つモバイルゲームタイトルのネットワークからの動画インベントリが含まれるようになる。これにより、広告主はSnapchatの枠を超えて広告を拡大することが可能になる。

 また、Unityがモバイルゲーム開発者向けに展開する「Unity Asset Store」では、Snap Kitの一部の機能が利用可能に。ゲーム開発者はこれらを活用してゲームプレイやゲームの発見体験を向上させることが可能になる。

 「Snap Kit’s Login Kit」ではゲームのユーザーはSnapchatのアカウントを使ってゲームにサインアップやログインすることができるようになるほか、「Snap Kit’s Creative Kit」ではユーザーがゲームプレイを共有する際に、静止画や15秒の動画をブランドステッカーで装飾したり、ゲームのブランディングで作成したARレンズを通してSnapchatの友達と共有したりすることが可能になる。

 シェアにはゲームへのリファラルリンクも含まれており、Unity開発者にとってはSnapchatのユーザーがゲームを発見する可能性とユーザーの獲得が促進される。

 なお、Unity AdsのSnap Audience Networkへの統合は米国とカナダで利用可能で、近日中に他の国でも利用可能になる予定。Snap Kit’s Login KitとCreative Kitの機能は2020年12月18日(金)から全世界で利用可能となる。

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2020/12/18 12:45 https://markezine.jp/article/detail/35169

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