CCCマーケティングは、2021年7月よりテレビCM枠の販売代理業を開始した。

　これまでも同社は、約7,000万人の T会員の購買データと約45万人のテレビ視聴データが連携したマーケティングデータを基に、広告主の「課題分析」「ターゲット設定」デジタル広告や郵送型DMなどのプロモーション媒体における「メディアプランニング」「効果検証」などをサポートしてきた。

　また、テレビCMの出稿においても広告主・広告会社・テレビ局に向けて、効果が最適な番組の組み合わせを比較・発見できる出稿分析ツール「MKW Program Optimizer」を提供している。

　今回、テレビCM枠の販売を開始したことにより、プランニング・バイイング・効果検証が一気通貫で行える「循環型のテレビCMマーケティング」が提供可能に。具体的には、SAS（Smart Ad Sales）で販売されるテレビCM枠にユニークデータを連携することで、詳細なマーケティングターゲットに対する「リーチ」や、1人当たりの「FQ（フリクエンシー）」「リーチ効率（CPM）」「imp単価」などのKPIを基に、最適な組み合わせ枠を設計の上、販売していく。

　また、展開する各種ソリューションメディアと連携することで、クロスメディアのマーケティングプランニングも可能に。具体的には、Tポイントの購買履歴データを基に「デジタル広告やテレビCM接触者が自社ブランド商品を実際に店舗で購買したかどうか」という効果の可視化を行える。

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