「ベンダーフリー」と「フルファネル」のHMSを選んだ理由
──ここからは、クライアント企業の課題解決に当たっているマーケティングテクノロジービジネス部のリーダーを務める斎藤さんにお話を伺っていきます。担当している業務内容について教えてください。
斎藤:私のチームでは、MAの他、営業ツールのSFA、CRMやCDPといった「顧客データ」に関わるシステムの導入・運用支援を担当しています。マーケティングからセールス、その後のカスタマーサクセスまで、企業の幅広い部門を横断して支援できるのが私たちのチームの特徴です。
斎藤:私自身の役割としては、プロデューサーに近い形で、営業提案からプロジェクトマネジメントまで幅広く携わっています。ミッションは、ビジネス戦略と「システムとしてのあるべき姿」を掛け合わせ、最適なツール選定や施策立案、そして運用フェーズでの最適化を行うこと。現場でしっかり成果が出るまで伴走しています。
──HMSに入社した経緯を教えてください。
斎藤:20代はフリーランスのデザイナーとして活動し、30代でマーケティングコンサルティング会社へ入社しました。企業支援や地方創生プロジェクトを経た後、広告代理店でデジタルマーケティングに携わり、前職ではDX支援事業の立ち上げも推進しました。
キャリアを重ねるなかで転機となったのが、コロナ禍です。「全部デジタル化したい」という相談から高度なデータ活用まで、DX関連の案件が一気に押し寄せました。しかし、それに応えられる専門人材やスキルは圧倒的に不足しており、私自身も限界を感じていました。そこで、より専門性を高めるには、テクノロジーに特化したプロ集団に身を置くべきだと考えるようになったのです。
──入社の決め手は?
斎藤:3つあります。第1に「ベンダーフリー」で多様なツールを扱い、クライアントの課題解決に取り組めること。第2に、戦略から運用まで「フルファネル」で支援できること。この2つは、自分のやりたかったことと完全に合致していました。
そして最後の理由として、博報堂グループという大きな土台がありながら、各社が個性を発揮して協業している体制です。幅広い領域の案件に、プロフェッショナルとして特化して関われることは非常に理想的でした。
また私自身が新潟在住でフルリモート勤務なのですが、そうした多様な働き方を許容してくれる柔軟さも、入社の決め手になりました。関西や九州などにも社員がいて、全員フルリモートで仕事をしています。
インサイトがCMコンセプトへ。博報堂グループならではのやりがいも
──これまで取り組まれたプロジェクトのなかで、特に印象深いものはありますか?
斎藤:あるクライアント企業からのご相談で、役職や部署を横断して課題を整理するワークショップを開催しました。その企業では、このようなワークショップは初めてで、「非常に大きな気づきがあった」と反響をいただきました。こうした「社内の人間だけでは難しい交通整理」を外部のプロとして担い、貢献できたことには非常に達成感がありましたね。
また、顧客データを分析して得られた示唆をビジネスに活かすことも、HMSならではの仕事の醍醐味です。システムやデータは「目に見えない領域」ですが、博報堂グループとして仕事をすると、そのインサイトがテレビCMのコンセプト立案に落ちていくフェーズまで関われます。自分が向き合ってきたデータから生まれたメッセージがCMとして流れるのを見ると、「目に見える成果」として実感できて、やはり嬉しいですね。
こうして王道のマーケティングと一緒に取り組めるのは、単なるSIer的な動きにとどまらない、当社ならではの面白さだと思います。
──先ほどベンダーフリーという点も転職を決めたポイントだと伺いましたが、やりがいを感じる場面も多いのでしょうか。
斎藤:はい。自由度が高い分難易度も上がりますが、非常にやりがいのある仕事です。私と同様、真の課題解決に向き合えることに魅力を感じて、コンサルティング会社やCRM・MAのインテグレーションを生業としている会社から、弊社に転職してきた方も多いですね。

