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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine20周年特別企画

文脈も接点もマルチ化へ──ベクトル副社長・吉柳氏が語るPRの20年と、AIに選ばれるブランドの条件

コロナ禍を経た現在、「集合値で束ねられない」時代に

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──コロナ以降はどう変わりましたか。

 第3フェーズがコロナ以降の5~6年です。以前は「〇〇活」や「〇〇女子」といった「集合値」を作れれば市場が動いた時代でした。でも今は、価値観や嗜好性がより多様化し、1つの集合値では市場は作れなくなっています。そのためPR側の設計も、最初から一つのコンテキストで束ねることをあえてしない「マルチコンテキスト」の時代が来ている状況です。

──AI活用が進むことによっても、PRに求められるアプローチは変わってきているのでしょうか。

 ひと言で言えば、「検索する時代から推奨される時代」への転換です。AIに選ばれる情報環境をネット上に作っておかないといけない時代になっており、PR活動のKGI・KPIにAIO対策が入ることがここ1年で当たり前になりました。AIが読み込む世界で、ブランドの情報をアップデートし続けていないと、間違った姿で語られ続けてしまうという状況になってきています。一次情報できちんとした論拠のある発信を続けることの重要性は、今ほど高い時代はないと感じています。

マーケティングPRとブランディングPRの二軸設計

──先述のように消費者の情報接触の様式、購買行動が変わる中で、マーケティングPRの役割はどう変わってきたでしょうか。

 昨今広まっている「ファネル崩壊論」のとおりで、消費者はもう「認知→興味→比較→購入」という階段を順番に上りません。SNSを見ながらAI検索し、ショート動画を見て口コミを読んで、いつの間にか意思決定しているカオスな「トランザクション型」になっています。

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──マーケティングPRはどのような戦略なのでしょうか。

 マルチコンテキストかつマルチタッチポイントで発信を設計します。オウンドメディアもPR TIMESも比較サイトもSNSもショート動画も、手段はニュートラルに、様々な仕掛けを作ることが大切と考えます。

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新時代のジャーニーと「ショート動画」という戦場

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/07/02 08:00 https://markezine.jp/article/detail/50826

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