前例なき挑戦に共感してtimeleszを起用
──数あるタレントの中からtimeleszを起用した理由が知りたいです。
起用にあたっては、圧倒的なニュース性を重視しました。timeleszさんは2024年に新メンバー発掘オーディション「timelesz project」を実施し、社会現象と言えるほどの注目と爆発的な熱量を世間に生み出したグループです。彼らを起用すること自体が、極めて高いニュース性を持つと考えました。
決定打となったのは、彼らの“スタンス”への共感でした。オリジナルメンバーの佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さんは、所属事務所の伝統的なルールや実績から一歩踏み出し、オーディションを通じて自らの仲間を探す大きな挑戦をされました。この挑戦が、モバイルバッテリーの常識を「自分で所有して持ち歩くもの」から「必要なときにレンタルするもの」へと変え、社会に新しい価値観を生み出す当社の挑戦とシンクロしたのです。挑戦と新しい価値観の体現者として、これ以上ないほど相性が良いと感じ、起用を決定しました。
──プロモーションのタイムラインと、具体的な実施内容を教えてください。
2025年10月2日のビジュアル公開を皮切りに、プレスリリースやSNSを連動させて大きな話題の波を作りました。具体的には、WebやSNS用に撮影したメンバー8人の個別縦型動画の配信、OOHの出稿などです。モバイルバッテリーをレンタルする際にバッテリースタンドから流れる音声を期間限定でメンバーの声に変更する施策や、一定額以上のレンタルで応募できるマストレンタルキャンペーンも実施し、利用の促進を図りました。
2026年4月には、地上波テレビCMの放映を開始し、同時に別素材で制作したWeb CMも公開しました。テレビCMの素材を使い、DOOHでも映像を大規模に放映しています。大手コンビニ3社の店頭には、アイキャッチとなる販促物を一斉に設置し、マストレンタルキャンペーンの第2弾も実施しました。
「あの企業最高!」「わかってる!」を目指して
──施策をリードするにあたり、大澤さんはどのようなポイントを意識されましたか?
大きく3つのポイントを意識しました。1つ目は「What」を言語化することです。タレントの起用はインパクトが大きいからこそ、効果を最大化するために当社が伝えたいメッセージを社内で何度も言語化し、終始見失わないようにコミュニケーションを設計しました。
2つ目は、CHARGESPOT独自の“遊びしろ”をフル活用することです。たとえば、アプリのUIをtimeleszさん仕様にカスタマイズしたり、筐体のサイネージを活用して映像を流したり。レンタル時に流れる音声も然り、CHARGESPOTならではのコミュニケーションにIPを落とし込みました。
3つ目は、ファン目線の徹底です。ここが最も属人的であり、大切にしたポイントでした。ファンの方々は、企業がタレントを起用しただけでも好意的に受け止めてくれる傾向があります。しかし、当社が目指したのはその先です。「あの企業最高!」「わかってる!」という深い共感を生み、友人にわざわざ話したくなるようなコミュニケーションを目指しました。
そのために、メンバーの出演番組、ラジオ、YouTube、SNSなどを、自分の可処分時間をフルに使って徹底的にチェックしました。ファンの発信にも可能な限り目を通し、私も1人の“secondz(セカンズ:timeleszのファンネーム)”のような目線で施策に向き合っています。

