企業のセールスやマーケティング支援を展開するスマートキャンプは、BtoB、特にSaaS領域のマーケティングを強みとするデジタルエージェンシーとして、「ADXL(アドシル)株式会社」を設立した。
クラウドサービスの利用率は、総務省の2019年12月調査で初めて60%を超え(※)、その後も増加傾向にある。また、日本のSaaS市場は年平均成長率が約13%と急速な成長を続けており、2024年には約1兆1,200億円に拡大するともいわれている。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大にともない、多くの企業がテレワークの導入に踏み切り、コミュニケーションをはじめとしたさまざまな業務環境の整備が進められる中で、クラウドサービスの需要も拡大していると考えられる。
一方、SaaS業界においては、「マーケティング手法が多様化、高度化したために、費用対効果のよい施策の選択が難しい」「実務知見があり、専門スキルを持った人材が不足し、戦略立案ができない」「SaaSに特化したデジタルエージェンシーが少なく、どこに相談すればよいかわからない」といった課題が顕在化してきている。
これらの課題を解決するソリューションとして、SaaS領域のマーケティング戦略立案から運用、実行支援、データ分析までを行うADXLが設立された。
(※)総務省「令和元年通信利用動向調査」無回答を回答比率をもとに除いた数字をスマートキャンプが算出
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