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29%が「支出増」と回答、20~30代の支出意欲が強まる【クロス・マーケティング調査】

 クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に、第23回となる「新型コロナウイルス生活影響度調査」を実施した。

新型コロナウイルスに対する不安やストレスは減少傾向に

 定点指標である「直近1週間の不安度」は9p減の37%、「将来に対する不安度」は4p減の50%、「直近1週間のストレス度」は微減の44%と、いずれも先月より減少した。

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20~30代の支出欲求が強まる

 コロナ禍の支出の実態・意識について聴取したところ、支出が「とても+やや増えている」と回答した人の割合は29%だった。

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 また、現在お金を使いたい/何かを買いたいという気持ちは「とても+やや強くなっている」が25%であり、支出への意欲がうかがえる。性年代別に見ると、女性20代・40代の支出が増加。支出欲求は男女ともに20代、女性30代の若い世代で高い傾向が見られた。

今後お金をかけたい項目は「レジャー」と「貯蓄」

 項目別の支出では、コロナ禍で「光熱費」「食生活」「育児・子供の教育」が増加。「人との付き合い」「レジャー・旅行などの趣味」が大幅に減り、「衣服や化粧」「交通費」の支出も減少傾向にある。

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 また、支出を今後どのようにしたいか聴取したところ、全般的に節約意向がやや強いものの「レジャー・旅行などの趣味(26%)」「貯蓄・投資(25%)」には「もっとお金をかけたい」と回答する人が他の項目より多く見られた。

フードロスを考慮したサービスへの関心も高まる

 最近気になる商品やサービス(自由回答)では「トラベルズー」などの旅行関連、ワーケーションやおこもり需要の「HafH」「ホテルのサブスクリプション」が挙がった。

 そのほか、全国の廃棄前のパンが購入できる「rebake」や、フードロスを考慮した「エシカル商品」の購入、長引くマスク生活を考慮した化粧品「ティントリップ」「マイクロニードルパッチ」などの回答が見られた。

【調査概要】
手法:インターネットリサーチ
地域:全国47都道府県
対象:20~69歳の男女
期間:2021年9月24日(金)~9月26日(日)
有効回答数:本調査2,500サンプル
※調査結果は端数処理のため構成比が100%にならない場合がある

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2021/10/05 07:00 https://markezine.jp/article/detail/37440

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