パートナープロップは、ヤマト運輸と連携し、リアル接点で認知の拡大、リード獲得、イベント集客を行う取り組み「こねこのお便り」の実証実験を開始した。ヤマト運輸のセールスドライバーが窓口となり、デジタル施策だけでは接触しにくい事業者層へ情報を届ける。

施策の設計は、パートナープロップがクライアント企業ごとに担う。セールスドライバーは地域の法人・店舗に対し、チラシやクーポンの手渡し、簡易的な説明、選択式の簡単な聞き取り、店頭や現場の状況の撮影などを、企業の目的に応じて組み合わせて対応する。その場で得られた反応は、レポートとして企業に還元される。

施策には既にSansan、出前館など複数の企業が参加している。法人向けSaaS系企業の事例では、九州都市部エリアの法人を対象に、セールスドライバーがバックオフィス部署などの担当者に声をかけ、サービスを紹介。実証実験の初期成果として、紹介から問い合わせへの転換率は約10%となった。

バックオフィス向けクラウドサービスの事例では、静岡エリアでのビジネスイベント・セミナーの集客に向け、セールスドライバーが事業所にイベント案内を手渡しで配布した。Web広告などのデジタル施策だけでは、アプローチに限界を感じていたという。
本取り組みの背景には、オンライン上の接触機会だけに依存すると情報を知る機会が偏り得るという、パートナープロップの課題認識がある。
現在は市区町村単位で対象エリアを指定した上でマッチングを実施しており、今後は効果検証を進めながら、対象業界や提供エリアの拡大を検討する。
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