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楽天トラベル、デジタル広告統合プラットフォーム「Adobe Media Manager」導入

 アドビシステムズは、Adobe Marketing Cloud の広告管理ソリューションであるAdobe Media Managerが、楽天トラベルに採用されたことを発表した。

 Adobe Media Managerとは、デジタル広告における統合プラットフォームのこと。サーチ、ディスプレイ、ソーシャルメディアにまたがるマルチチャネルのキャンペーン管理・最適化を行い、ROIの最大化を実現する。世界中の様々な業界において400社以上が導入しており、年間20億ドル以上の広告予算を管理している。

 現在、デジタル広告における最適化は、広告領域の情報だけで完結するものではなく、サイト分析を始めとするデジタルマーケティング領域全般から得られる情報を活用する、包括的なアプローチを必要としている。

 これまで楽天トラベルは、Adobe Marketing Cloudの分析ソリューション、Adobe Analyticsや、テスト/ターゲティングソリューションであるAdobe Targetなどを活用してデジタルマーケティングを推進してきた。

 楽天トラベルは、既に運用しているAdobe Analyticsとの連携機能を活かし、追加のタグ設定なしで、迅速な導入を行うことができる。これにより、Webサイトのアクセス分析、テスト・ターゲティングや、デジタル広告に関するデータをAdobe Marketing Cloud上で統合し、より幅広いデータを活用してデジタルマーケティングの最適化を実施することができる。

 Adobe Media Managerは、特にリスティング広告領域において、ビジネスルールに基づいたルール型の入札管理と、アルゴリズムによるポートフォリオ型の入札管理という2つの入札管理機能を活用可能なことが評価され、今回の新規導入に至った。

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2013/04/23 13:15 https://markezine.jp/article/detail/17668

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