マクロミルとデジタルインファクトは共同で、動画広告のユーザー動向に関するアンケート調査を実施した。同調査は、2月6日に実施した「動画広告市場の動向に関する業界アンケート調査」に続く、第2弾となっている。
動画コンテンツを視聴するサービスは「YouTube」が圧勝
ユーザーが普段無料で動画コンテンツを視聴するサービスは、「YouTube」(97.8%)が1位であり、これに「ニコニコ動画」(27.8%)が続いた。3位以降では、「Facebook」(21.1%)、「LINE」(20.3%)、「Twitter」(17.7%)などのソーシャルメディアが続いた。
視聴内容を最も覚えているのは、ソーシャルメディアのTL上の動画広告
ユーザーが目にする動画広告のうち、ユーザーがその内容を覚えているものを聞いたところ、「ソーシャルメディアのタイムライン上に表示される動画広告」が最も多く、全体の20.2%であった。
これに、「無料動画サイトの動画コンテンツの前や途中に表示される動画広告」の18.6%が続いた。
※実際の設問においては、“ソーシャルメディア=ソーシャルメディアのタイムライン上に表示される動画広告”、“無料動画サイト=無料動画サイトの動画コンテンツの前や途中に表示される動画広告”、“ニュース・ポータルサイト=テキスト情報で構成されるニュース・ポータルサイトに表示される動画広告”、“キュレーションサイトやアプリ=キュレーションサイトやアプリに表示される動画広告”と表示。
約6割が、動画広告を見て不快に思った経験あり
動画コンテンツ視聴ユーザーのうち、動画広告を見て不快に思った経験があるのは、全体の約6割に達した。
また、デバイス別では、割合が最も多いのがスマートフォンであり、最も少ないのはスマートテレビであったが、いずれも半数以上が不快に思った経験があることが明らかになった。
【調査概要】
調査対象:国内動画コンテンツ視聴ユーザー536人
(2ヵ月に1回以上動画コンテンツを視聴するユーザー。動画コンテンツを最も視聴している端末が、
パソコン、タブレット、スマートフォン、スマートテレビであるユーザーを134名ずつ
恣意的に均等割り付けで収集し、その合計を調査母数として設定)
調査方法:Webアンケート調査
調査期間:2017年6月
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