SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Autumn

SalesZine ニュース

Salesforce、「Salesforce LLM Open Connector」の国内提供開始を発表

 セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、Salesforce Platformとさまざまな大規模言語モデル(LLM)を統合する汎用コネクタ「Salesforce LLM Open Connector」を10月24日より国内で提供開始することを発表した。

 モデルビルダーの機能として提供される本コネクタにより、顧客は目的に応じた任意のさまざまな大規模言語モデル(LLM)をSalesforce Platformと連携し、業務における自律型AIの活用を推進することが可能になる。

 また、今回の発表に際して、NTTコミュニケーションズと日本電気がSalesforceとの協力体制を構築。両社のLLMとSalesforce Platformとの連携を通じて、日本市場でのエンタープライズ向け自律型AIの活用を後押しする。

 Salesforce Platform上でAI機能を利用する場合、これまではSalesforceが標準機能として提供しているモデル(Anthropic、Azure OpenAI、OpenAI)を利用する形態、もしくは各企業が個別に運用管理しているモデル(Amazon Bedrock、Anthropic Claude、Azure OpenAI、Google Vertex AI Gemini)と接続する「BYOLLM(Bring Your Own LLM)」というふたつの形態で提供してきた。

 一方、AI市場は急速に成長しており、さまざまなLLMが各社より提供されている。とくに日本国内においては、日本企業が提供しているLLMを利用したいというニーズがある。今回、Salesforceが提供を開始するSalesforce LLM Open Connectorにより、顧客はさまざまなLLMとのオープンな接続が可能となり、業務やユースケースに合わせたLLMを選択できるようになる。さらに、顧客の希望する言語や、業界ごとの専門用語、慣例などのトレーニングがあらかじめ実施された業界特化型のLLMなど、接続可能なモデルの選択肢が広がることで、より顧客のニーズに沿った自律型AIの活用が可能になる。

詳細情報

 Salesforce LLM Open Connector経由で任意のLLMを利用する場合においても「Einstein Trust Layer」が有効化されるため、データセキュリティと安全性を提供する。企業がSalesforce LLM Open Connectorを活用し、任意のLLMと接続して利用するプロセスは次のとおり。

  1. モデルビルダーから、接続対象となる任意のLLMにおける接続エンドポイントや認証キーを設定する
  2. 再利用可能なプロンプトのテンプレートを設計し、ビジネスでのAI活用を促進するGUIツールであるプロンプトビルダーから、モデルビルダー上で接続したモデルを選択することで、プロンプトに対するレスポンス生成時に当該LLMが利用される。あるいは、モデルビルダーで設定したLLMとアプリケーションを接続するためのApexクラスとREST エンドポイントが提供される「Models API」を利用することで、API経由でSalesforce Platformを活用した独自の自律型AIアプリケーションの開発も可能となる

NTTコミュニケーションズ 執行役員 ビジネスソリューション本部 スマートワールドビジネス部長 福田亜希子氏のコメント

 自律型AIの活用で、一人ひとりの時間の使い方が大きく変わる未来がすぐそこに来ています。営業の在り方やコンタクトセンターでの顧客体験など、さまざまなユースケースにおいてこれまでの常識が変わることでしょう。SalesforceとNTTのLLM「tsuzumi」(※)の組み合わせにより、両社で日本ならではの新しい業務の在り方や顧客体験を創り出していくことを期待しています。

日本電気 Corporate SVP 兼 プラットフォーム・テクノロジーサービス事業部門長 須藤和則氏のコメント

 NECは、価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」により、社会課題とお客様の経営課題を解決に導くとともに、新たな価値を創造する「Value Driver」への進化を目指しています。また、「BluStellar」を支えるテクノロジーの1つで、高い日本語能力と高速性を両立する生成AI「cotomi」(※2)を提供しています。これらが創出する付加価値を、Salesforce LLM Open Connectorを通じてお客様へシームレスに提供することにより、お客様の業務プロセスをさらに革新して競争力を高めていくことを期待します。

Salesforce 専務執行役員 アライアンス事業統括本部 統括本部長 浦野敦資氏のコメント

 Salesforce LLM Open Connectorは国内でニーズの多い日本企業が開発したLLMの選択を可能にし、日本企業のAI活用を強力に推進する鍵となります。当社はNTTコミュニケーションズ、日本電気などのLLMを提供しているパートナー企業とのアライアンスを加速させることで、日本企業のAI活用によるビジネス課題解決を引き続き支援してまいります。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
SalesZine ニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

SalesZine編集部です。 https://saleszine.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/10/22 17:30 https://markezine.jp/news/detail/51362

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング