JAPAN AIは、営業特化型のAIエージェント「JAPAN AI SALES」において、新機能「AIロープレ」の提供を開始した。AIが顧客役となり営業担当者と対話シミュレーションを行う機能で、同サービスに蓄積された商談議事録や活動履歴、案件情報などをもとに、担当案件ごとの専用シナリオを自動生成する。前回の商談で顧客から出た懸念点や検討状況を踏まえた対話練習が可能となる。

開発の背景にあるのは、ロールプレイングの顧客役を務める上司・マネージャーの時間確保が難しく、実施頻度が月1回程度にとどまるケースもあるという課題だ。また、相手役によって評価基準がばらつき、フィードバックが属人化しやすい。架空シナリオでの練習では、実商談とのギャップも生じていた。
汎用的なシナリオとして、新規開拓や競合リプレイス、クロージングなど営業フェーズに応じたテンプレートも標準搭載している。AI顧客は深掘りの質問や懸念の提示、価格交渉、沈黙などのリアクションも返す。練習後は統一基準に基づきAIが対話内容を採点・分析し、良かった点と改善点に関するアドバイスを提示する。実施ログやスコアの推移はダッシュボードに蓄積され、マネジメント層はメンバーごとの練習量や得意・不得意分野を把握できる。
商談後は「AI議事録」が会話を記録・要約して活動履歴としてSFA/CRMへ自動登録し、そこで生じた新たな論点や検討状況が次回のシナリオへ引き継がれる。今後は、Salesforce、GENIEE SFA/CRM、kintoneなどSFA/CRMとの連携強化や、自社のトップ営業担当者の商談傾向を学習させたモデルの提供を進める方針だ。
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