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Google Earthがパワーアップ、海底を3Dで再現、50年前にさかのぼる機能も

 地球上の情報を、地球儀をまわすように閲覧することができるGoogle Earthの最新版となるバージョン5.0が公開され、より鮮明な3Dによって海底の地形の様子が閲覧できるようになった。

日本付近の海底の様子

 Google Eartのサイドバーにある「レイヤ」には「海」という項目が追加され、難破船がどこに沈んでいるのか、どんな生物が生息しているのかなど、さまざまな情報が提供されていることがわかる。

「海」の項目には10を越える情報が提供されている

 「海の上に表示された各種アイコンをクリックすると、海洋生物についての情報を、テキストだけでなく、写真や動画でも見ることができる。また、その海域でとれる魚介類の情報や、サーフィンスポットの情報、絶滅危惧種についての情報のほか、BBCやナショナル・ジオグラフィックからも情報が提供されている。

沈没している難破船の映像を動画で見ることができる

 海の情報を見ていると、CGで空中から海中にダイビングするような感覚を再現したり、珊瑚礁のある海域では高精細の写真を閲覧できるようになればいいな、などと贅沢な要望が次々とわいてくる、非常に楽しい新機能となっている。

 また、Google Earth 5.0では、このほかにも、50年前の過去にさかのぼって当時の映像を表示できる「時間スライダ」、旅行ルートを記録して共有できる「ツアーの録画」ボタン、NASAとの共同開発による3Dで再現した火星の情報も追加されている。

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2009/02/03 14:11 https://markezine.jp/article/detail/6471

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