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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

“0→1”フェーズを成功に導く「新規事業」の営業戦略

AI時代に求められる0→1営業の役割。現場の学びを再現性に変え、事業をスケールさせる設計図とは

 前編では、複数の商談を重ねて条件を絞り込み、PMFを達成するための検証と情報連携の実務を解説しました。勝ちパターンが見え始めたとき、次に直面するのが「勝ちパターンをいかに組織全体へ広げ、スケールさせるか」という壁です。ここで多くの組織が「人員を増やせば売れる」と判断しがちですが、この「時期尚早なスケール」こそが、有望だった事業をつぶす典型的なパターンです。後編では、AI時代における0→1営業の戦略的な役割と、PMFを達成した組織をスケールさせるための設計を解説します。

商談を重ねる中で「勝ちパターン」を見出し、PMFを達成するプロセスを解説した前編はこちら!

AIが代替できない0→1営業の役割

 今、営業の仕事が根本から変わりつつあります。提案資料の作成、商談データの集計や要約、定型的なフォロー……。このような「決まったやり方を効率良く回す仕事」は、AIが代替していきます。

 一方で、AIが集計・要約したデータを基に、それらが何を意味するか判断し、行動することは人間にしかできません。前編で解説した「顧客との対話から現場の事実をつかみ、何を解決するべきか判断し、意思決定を動かしていく仕事」は、人が担うべき役割として残っていくのです。

図表1:AI時代に変わる、営業の役割
(クリックすると拡大します)

 AIが代替していく仕事と人にしか担えない仕事を区別し、前者はAIに任せて後者に集中する。その転換が、今まさに求められています。

 私自身、Relicでの新規事業開発や新規事業のグロース支援、そしてScalehackの立ち上げを通じて、この変化を肌で感じています。「どうやって商品をつくるか」「どうやって売るか」という実行面の差は縮まる一方で、顧客との対話から解決すべき課題を見つけられるチームと、そうではないチームの差が広がっているのです。

 そのような時代では、顧客接点の最前線に立つ営業人材こそ、まさに企業が持つ最大の資産だと言えるでしょう。とくに新規事業の場合、0→1営業を「売る人」から「解決するべき課題を見つける人」として再定義できるかどうかが、事業の成功を左右するのです。

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0→1営業の「希少さ」が壁になる? 属人化を脱し組織力を高める条件

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この記事の著者

Relicホールディングス取締役CMO/Scalehack代表取締役CEO|Founder 倉田丈寛(クラタ タケヒロ)

リクルートにて法人営業を担当後、独立して複数のマーケティング支援・メディア事業を立ち上げ、成長させて事業売却を経験。その後、経営コンサルティングファームで売上1,000億円超の大手企業を中心にマーケティング/営業戦略の策定〜実行を支援し、専門コンサルティングファームではEC・BtoB領域やMA/SFA導入を通じて顧...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/05/12 07:00 https://markezine.jp/article/detail/53144

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