博報堂とHakuhodo DY ONEは、AIエージェント向けの商品情報のデータエンリッチメントソリューション「Data Enrichment for 商品インサイト」の提供を開始した。特許出願中の技術で、商品スペックと生活者が求める体験価値の客観的因果関係を「Logic Bridge」として自動生成・構造化し、商品マスターに格納する。次世代コマース統合ソリューション「Agentic Commerce ONE」の新たなラインアップとなる。

AIが購買代行までを行うエージェンティックコマースでは、AIエージェントがユーザーの文脈を読み取って商品を探索するため、企業の商品マスターがスペック情報にとどまる場合、推奨候補から外れる課題があった。
たとえば洗濯機の「稼働音32dB・ヒートポンプ式」というスペックからは、「ヒートポンプ式乾燥により、天候や時間帯を問わず衣類を傷めず短時間で乾燥まで仕上げられるため、忙しい夜の家事負担を大幅に軽減できる」というLogic Bridgeを生成する。これにより、ユーザーがAIに「共働きで夜中に洗濯したい」と相談した際、AIエージェントが文脈を捉えて自社商品を推奨できるという。
生成したデータは、ChatGPTやGeminiなど汎用LLM、Amazon Rufus(β)などECプラットフォーム内LLMに対するAIO(AI検索最適化)のカタログ整備や、Google Merchant CenterやOpenAI Portalなどへのデータフィード連携に活用できる。将来的な自律購買プロトコル(UCP / ACP / MCPなど)連携に向けたデータ準備も活用領域に挙げている。
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CommerceZine編集部(コマースジンヘンシュウブ)
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