トライアルホールディングス(以下、トライアル)と、スギホールディングスの事業会社であるスギ薬局は、「TOKYO Retail Media Federation(東京リテールメディア研究会)」を発足した。
同研究会では、小売企業横断のリテールメディアネットワークの構築、効果検証方法の確立、共通指標の策定を研究する。両社の戦略的協業に基づく取り組みの一環で、トライアルの対象店舗にはトライアルカンパニーと西友の店舗を含む。
リテールメディアは小売企業ごとに媒体、販売方法、効果指標が異なる。そのため、複数の小売企業を横断した広告展開や効果比較には課題が残っている。両社は首都圏を中心に、各社のメディアを横断活用するPoCを実施し、その有効性を確認したことから同団体を設立した。売上高合計2兆3,000億円規模の小売企業を横断するネットワークを構築し、従来の単体流通ごとの「販促費」ではない広告・マーケティングのあり方を変えることを目指すという。
研究会の主な研究テーマは次の3点である。
- 各社の強みを生かした小売企業横断型ネットワークの構築と効果検証
- 広告的価値と販促的価値の両輪での効果検証方法の構築。「リーチ/認知」に加え、「購買伸長」「新規購入率」「リピート購買促進率」「一定期間内の顧客単位購買回数」などを測定する
- テレビCMにおけるGRPのような業界共通指標の策定
今後は、横断型リテールメディアの開発・販売と共通指標による効果検証を進め、研究成果を公表する。あわせて、研究会の趣旨に賛同する小売企業やパートナー企業の参画を募り、首都圏からネットワークを拡大を目指す。スギ薬局アプリとの連携による効果検証も実施する。
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