AI検索対策エージェント「Brand UP」を提供するWanokuniは、国内21部門・122カテゴリーを対象に、AI検索の回答に表示された引用元を集計した「AI Search Cited Award 2026 下期」を発表した。
「AI Search Cited Award」 とは
「AI Search Cited Award」は、業界・カテゴリーごとに、AIが回答の根拠として引用するメディアと企業をスコアリング・ランキング化し、半期ごとに表彰するアワードである。Brand UPが独自に研究したAI検索時代のカスタマージャーニーをもとにプロンプトを設計し、主要AI検索エンジンでの引用状況を分析している。
2026年上期は8業界・50カテゴリーを対象に実施した。下期は対象を21部門・122カテゴリーに拡大し、より多くの業界でAI検索における「引用のされ方」を可視化する。
AI Search Cited Award 2026 下期 部門別AI引用ランキング
21部門で1位となったドメインは20サイト。2部門で1位となったのはASPIC(SaaS・BtoB部門/営業・バックオフィス代行部門)のみで、比較・一括査定サイト、業界団体、口コミメディア、自治体、大手プラットフォームなど、AIが引用する情報源は部門ごとに異なった。
また、部門1位のスコアは最高63.8%(リユース・買取部門)から最低15.6%(旅行・店舗・グルメ部門)まで4倍以上の開きがあり、「特定のサイトに引用が集中している部門」と「引用が分散している部門」が存在することもわかった。
部門ごとのドメイン引用ランキング ※一部抜粋
SaaS・BtoB部門(10カテゴリー)
営業・バックオフィス代行部門(5カテゴリー)
法人インフラ・調達部門(4カテゴリー)
製造・物流・現場サービス部門(7カテゴリー)
マーケティング・Web支援部門(10カテゴリー)
引用ページに多かった内容:比較・おすすめ・選び方が32.7%
「おすすめ」「比較」「選び方」のように候補を広く尋ねるプロンプトでは、複数のサービスを一度に見比べられる比較サイトや紹介記事からの引用が目立った。比較・おすすめ・選び方に関するページは、調査対象の引用ページの32.7%を占めている。
一方で、「料金」「機能」「導入条件」まで具体的に尋ねると、事業会社のサービスページや公式情報も参照される。候補探しでは比較情報、条件の確認では一次情報というように、質問の具体性によって引用元が変わる傾向が見られた。
【調査概要】
対象部門:21部門
対象カテゴリー:全122カテゴリー
対象AI:4プラットフォーム(ChatGPT、Gemini、Google AI Overviews、Google AI Mode)
プロンプト数:各カテゴリー90問
計測期間:2026年2〜7月
引用件数:484,537件
