ファネルAiは、AI分析時の別商談の情報混入を抑止する機能「AI商談文脈ガード」を、すべての有料プランで提供開始した。

同社のAIネイティブCRM/MAツールが備える、メール・通話・カレンダー・会議などの情報を商談単位で自動整理する機能に加え、同一顧客と複数の商談が並行する場合にも、AIが関連性を比較検証して紐付け・分離を行う。また、同機能の技術は特許出願済みである。

同社が9月に実施した「営業活動におけるAI活用調査」(N=105)では、営業現場のAI利用率は約80%、文字起こし機能の利用は50%を超えた。一方、AI導入済み企業の60%が「商談に関する情報の分散」を課題に挙げ、1社あたり5つ以上のツールを併用する企業も60%超に上った。

主な特徴は4点ある。1点目は、各アクティビティと商談との関連度を解析し、会議前後のやり取りを含めた経緯を商談ごとに整理する点である。2点目として、並行商談と各アクティビティの関連性を比較し、どの商談の情報か判別が難しいものはAI分析の入力前に自動で隔離する。3点目は、担当者が手動で設定した「採用・除外」の判断を、AIによる関連性の再評価後も引き継ぐ仕組みである。4点目として、AIが抽出した予算や導入時期、懸念事項などの根拠となったメールや会議録をワンクリックで確認できる。
また、未整理のログをAIに投入した際のトークン消費量の急増に対応するため、商談詳細や予算、決裁者、顧客課題などのデータをMCP/API経由で外部AIから参照できる設計を採用した。対象商談や期間を絞り込み、概要から根拠データへ段階的にアクセスさせることで、トークン消費を抑える。
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