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定期誌『MarkeZine』では、マーケティングの最新情報を厳選して、年12回、毎月お届けします。業界のキーパーソンへの独自取材や、注目テーマやトレンドを解説する特集など、ここでしか読めないオリジナル情報が満載です。
第40号(2019年4月号)のテーマは、「デジタル小売変革」です。「生産者や卸売業者から仕入れて売る」という小売りの仕組みは、現在までに大きく変化しています。製販一体はもちろん、最近ではポップアップストアという形で期間限定で実店舗を構える企業も出てきています。キャッシュレス決済や無人店舗など新たなテクノロジーも登場する中、小売の変革にいち早く取り組む企業のキーパーソンたちに話を伺いました。
また、巻頭インタビューではポルシェジャパンの山崎香織氏を訪問。2018年にブランド70周年を迎えたポルシェは、既存オーナー向けの施策と並行してミレニアル層へのアプローチに注力していると言います。ブランドの根幹にある「進化と挑戦」を実践する、同社の取り組みに迫ります。他にも人気連載も多数掲載しております。
2018年にブランド70周年を迎えたポルシェは、既存オーナー向けの施策と並行してミレニアル層へのアプローチに注力している。日本市場のマーケティングを率いる山崎香織氏からは、自身の経験を振り返る中で、また現在と今後のポルシェについて語る中で、重ねて“チャレンジ”という言葉が発せられた。課題を見据え、力強く乗り越えていくチームのベースにあるのはブランドの根幹である「進化と挑戦」の姿勢だ。
リアル店舗を支援するテクノロジーが、今次々と登場している。それにともない小売業のマーケティングの発展が期待されているが、システムやサービスの種類が多いだけに、どう選び判断すべきか迷う企業も多いようだ。様々なブランドの商品を買取・販売するコメ兵の藤原義昭氏は、「まず自社のブランド資産の棚卸しが必要では」と提案する。小売業のマーケティングのトレンドと、今後の飛躍のために必要な考え方を解説いただいた。
近年、デジタルシフトを急速に進めているファミリーマート。2018年にはデジタル戦略室(現在はデジタル戦略部)を新設し、「PayPay」や「LINE Pay」などのバーコード決済サービスの導入を推進してきた。そして2019年に入り、バーコード決済機能付きのアプリ「ファミペイ」の提供を7月より開始すると同社は発表。クーポンやポイントサービスが利用できるのに加え決済が可能なオールインワンアプリとして提供する。この「ファミペイ」について、「弊社のデジタル戦略の命運を握っている」と語るデジタル戦略部長の植野大輔氏に、その狙いと現状のデジタル活用について聞いた。
東京・武蔵野市にオフィスを構える、家電メーカーのバルミューダ。「感動のトースト」で話題となったトースターや、心地よい風の扇風機など、クリエイティブかつテクノロジーが際立つ同社の製品は、リアルな口コミから支持を広げてきた。「バルミューダが届けたいのは、毎日の生活をより良くする体験です」と語るのは、マーケティング部PR担当の秦泉寺里美氏。2017年からスタートしたポップアップストアにおいても、ブランドの世界観と体験の提供を重視している。バルミューダのビジネスにおける、ポップアップストアの位置づけとその設計方法に迫った。
消費者との共創・共感の上に成り立つ「インフルエンサーマーケティング」への注目が高まっています。その可能性と陥りがちな間違いを分析し、その成功法則を解説します。
広告・マーケティング業界で活躍する人物の職業人生、キャリアを伝える本連載。今回は、回転寿司スシローの伊勢木舞氏を紹介する。店舗配属時代に制作した販促ツールがきっかけで、希望していたデザインの仕事に関わることになった同氏。常にお客様目線を心がけ、販促ツールの制作に励む日々を送っている。マーケターとクリエイターの目線を併せ持つ伊勢木氏に、業界売上No.1につながる仕事の本質を語っていただいた。
脳神経科学の知見を生かした「ニューロマーケティング」が、無意識を知る次世代のマーケティングとして注目されている。その効果とリスクに迫る。
生活者が接触するメディアや情報端末が分散化し、コンテンツとしての情報そのものが爆発的に増加している現在、マーケターにとってターゲットとの接点の把握は重要なテーマだ。今回はM1層(男性20〜34歳)の中でも、さらに「20〜24歳」にスポットをあて、「イマドキ男子」のメディア接触行動を浮き彫りにする。
昨年末に発表された『日経MJヒット商品番付2018』において、西の大関とされた「サブスクリプション」。商品やサービスの利用権を借り、利用した期間に応じて料金を支払うビジネスモデルである。近年では動画や音楽などのデジタルコンテンツを中心に広がりを見せ、スーツや家具、コーヒー、車といった商品・サービスでの提供が始まっている。ではこの「サブスクリプション」、人々の生活の中ではどれだけ身近なものになっているのだろうか。またどのような種類のサブスクリプションサービスが利用され、利用のきっかけはなんなのか。それらの実態を明らかにすべく、1都3県在住の15〜59歳の男女1,000人を対象にアンケートを実施した。
米国やグローバルにおける広告・マーケティング業界の最新情報をまとめたデジタルインテリジェンス発行の『DI. MAD MAN Report』。そのカットアップ版をお届けする本連載。今回はGAFAを押しのけて世界一の企業価値になったMicrosoftに着目する。
「おもしろくて変なことを考えている」をテーマに掲げて活動している大阪のWebコンテンツ制作会社、人間。インパクト大なのは社名に限らず、彼らが手がける作品はどれも常識の枠に捉われないユニークなものばかりで、その発想に惹かれ依頼する企業も多い。常に人を笑わせることを追求してきた花岡氏、山根シボル氏の両名に、おもしろいクリエイティブについてうかがった。
昨今、広報/PRの役割が、マーケティング領域にも拡大している。従来重視されてきたメディア露出の最大化というミッションに加え、ユーザーや社会との理想的な関係を描き構築していくことが求められる「次世代PR」。それを体現している先駆者たちの視点を紹介する。